雪は少なく天気も良くなく・・・ とりあえず歩けてよかったかな
山域 |
北海道 北日高 日勝ピーク(1445m) |
山行日時 |
2013年12月30日(月) |
登山形態 |
山スキー |
天気 |
くもり 一時雪 強風 |
メンバー |
T世 |
温泉・メシ |
温泉:ゆもーる河北(420円)
夕食:帯広 春香楼 中華チラシ
泊まり:足寄の道の駅 |
コースタイム |
日勝トンネル西側(9:10)⇒日勝ピーク(10:20〜45)⇒日勝トンネル西側(11:05) |
2013-14年末年始は9連休。雪がたっぷりあれば北海道へ山スキー、なければ九州へハイキングの予定にして年末年始を待ちました。まあ、雪は多くはなさそうだけど、どうにもならないほど少なくもない様子なので北海道行き決行です。実際のところ雪は少なく、肝心の連休中の天気が悪いという最悪のパターン。ズラリと雪マークが並んでしまいました。
雪はあるところにはあるけど、雪のあるところは天気も悪いのであります。ここは雪より天気でしょう。少しでも天気のよさそうなところということで、北日高へ。日勝峠からだと歩き出しの標高が高いので、なんとかなるんじゃなかろーかと。まともに滑れなかったとしても、スキーで登れるだけの雪があればいいかな。
前夜は上富良野で車中泊。夜中のうちに10センチ以上積もりました。南下しても占冠まではそこそこあった雪ですが、日高峠を越えて日高町に入ると、ほとんど雪はなくなってしまいました。大丈夫かいな…。日勝峠に近付けばまた雪は増えるはず。ところが山に入っても、標高を上げても、なかなか雪は増えてきません。雪が増えないまま日勝峠に到着です。少しは増えたけど。斜面には埋まらない笹がいっぱいです…。やっぱり日高は少ないんですね〜。 |
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線は手書きです |
先客は1台(+1台?)。天気はくもりで強風。信州の山なら行きませんけど、北海道なのでとりあえず出発です。計画は沙流岳ですが、日勝ピーク(1445m)に修正です。どうにもならなければ、そこまでということで。空は重苦しい雲に覆われていますが、一応目指す日勝ピークは見えています。
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日勝トンネル西側の駐車スペース |
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取り付き斜面は笹ボーボー |
笹をかいくぐりながら登ります。雪は古そうで、風にもたたかれて硬いです。そこに埋まらない笹やハイマツがあるので、滑るのが思いやられます…。しっかりと雪が付けばこの斜面はゲレンデ化するみたいなんですけどね。。先客はボードのようです。はじめ立木かと思いました。もう少しで日勝ピークってとこを登り中。振り返ると熊見山など北へと続くなだらかな稜線。そっちをタラタラと歩いたり滑ったりするのも楽しそうです。
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トンネルを越えて |
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バックは熊見山から北へと続く山並み |
ボクらが直下に来た時に先客ボーダーが滑っていきました。ボードは雪質に左右されにくいのか、滑りにくそうな風はなくすっ飛んで行きました。上手いだけかも。滑り出しは直下からだな。でも、せっかくなので1445mのピークへも行っておきましょう。すぐかと思っていたピークは意外に遠く、ピーク付近は暴風吹き荒れていました。写真を撮ることもままならず…でした。なんとか沙流岳の姿が見えてよかった。南のペケレベツ岳も確認。次回来ることがあれば、どっちかには登ってみたいところです。今度は天気の良い日にね。
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日勝ピークが見えています |
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もうすぐピーク |
直下に戻って滑る準備。上の方は下ほど笹は出てないものの、まだ地形が少し出てて雪も悪そうで苦行になりそうな予感。T世さん滑りますが、やっぱり…。今年から新板で、山を滑るのはこれが初めて。探る感じになってヘッピリ腰。余計に暴走してなおさら滑れない悪循環に陥ってしまいました。最後の笹のモジャモジャはそれほど苦にはならなかったなあ〜。まあ、パッとしない山行となりましたが、とりあえず歩けて滑れたのでヨシとします。
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ペケレベツ岳 |
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かろうじて沙流岳 |
明日も冬型。晴れの確率が高そうな(雪は少なそうな)道東の山へ行くことに。まずは「ゆもーる川北」という芽室町の温泉へ向かいます。その途中、「冬季は除雪しません」と書かれた農地の間の道に入り込んでしまいました。雪はほとんどないので大丈夫と思っていたら、吹き溜まりが連続するように…。やばいなあ〜と思いながら進んでいましたが、とうとうスタックしてしまいました。
スタックの様子も少し映ってます
吹き溜まりの雪は密度が高く、それでいてタイヤは埋まりやすい。一瞬で亀になってしまいました。車の下の雪を全てほじくり出し、前方の雪を除雪。40分に及ぶ発掘作業の末にやっとこさ自力脱出。降った雪や春の雪なら行けたんだろうけど、吹き溜まりの雪を甘く見ちゃいけませんね〜。スキーをやるってことでスコップ持っててよかった。スコップなければ完全にお手上げですのでね。
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温泉は芽室町のゆもーる川北 |
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夕食は帯広の春香楼 |
山より発掘作業で汗をかき、その汗をゆもーる川北で流します。そのあと帯広へ。帯広といえば「豚丼」ですが、あえて豚丼をはずし「中華ちらし」を食べに行きます。ケンミンshowでも紹介された帯広のご当地グルメです。野菜炒めをご飯に乗っけるイメージかなあ…。「春香楼」という中華料理屋さんに行きました。まあまあ美味しかったです。
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中華料理屋です |
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帯広のご当地グルメのひとつ「中華チラシ」 |
今日は帯広近辺で泊まるつもりでしたが、時間はまだ3時台。明日の藻琴山までは距離があるので、今日の明るいうちに少し進んでおきましょう。足寄の道の駅「あしょろ銀河ホール21」まで駒を進めておきました。朝冷え込むかなあ〜。現在、何故か冬用の寝袋が行方不明中で、3シーズンと夏用の2枚重ねで代用してます。どのくらいの寒さまで耐えられるのか不明。