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燕岳〜蝶ヶ岳 (5日目)
上高地は快晴でした
 山域  北アルプス 常念山脈
 山行日時  2003年12月25日(木)
 天気  吹雪のち晴れ 
 登山形態  快晴
 メンバー  単独
 行程  2000m台地⇒徳沢⇒上高地⇒中の湯


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■12月25日(木)   快晴   2000m台地⇒徳沢⇒上高地⇒中の湯


2000m台地(7:20)⇒徳沢(8:30〜40)⇒明神(9:50〜10:00)⇒河童橋(10:50〜11:05)⇒中の湯(12:45)

今朝は起きた時間に起きるつもりだったが、5時に目が覚めた。外に出ると木々の間から星が見え隠れしている。今日は天気が良さそうだ。ここからは500m一気に下る。しかし、道はあまり傾斜のないジグザグが切れれておりもどかしい。ショートカットすると深雪にはまるので、我慢して夏道を追っていた。半分くらい下ったところでワカンがはずれた。今度は真ん中の太いバンドがはずれていた。金具がどこかにいってしまい、修復不能に。仕方なくツボ足で下った。でも、壊れたのがここで本当に良かった。昨日あたりで壊れていたら、どうなっていたか・・・。

明神岳と前穂高岳
テン場から徳沢までは1:10かかった。きのう、あのまま下っていたら、とてもじゃないけど明るいうちに徳沢には着けなかった。徳沢あたりで太ももまで埋まるくらいの積雪だった。12月の中旬まではほとんど降らなかったのに、一気に平年並みくらいの積雪になったのではないか。

徳沢からは一応トレースが付いてはいたが、しっかり踏まれてなくて結構ロスがあった。明神の手前で学生風10名前後のパーティーとスライド。燕山荘を出て以来、丸3日ぶりに人に会った。横尾尾根に行くという。明日以降天気が悪くなるのでどんなもんやら・・・。
河童橋からの焼岳
平日ということで、河童橋周辺にも観光客はいなかった。かわりに工事関係者がたくさんいた。ガーガーと重機の音が耳障りだった。

上高地からの車道歩きが、最後の核心となった。身も心も肩も背中も限界を迎えていた。あと、長いこと続けてアイゼンを履いていたためか、かかとに靴擦れができてしまい、硬い車道を歩くと響いた。
河童橋からの穂高連峰
釜トンネルに入ったとたん、前からゴーゴーとうるさいやつが来た。何かと思うと清掃の車だった。清掃の車のくせに砂ほこりを巻き上げながら通過。そのあとは視界不良と呼吸困難に陥った。戻るに戻れず、我慢してそのまま進んだ。気持ち悪くて我慢できなくなったころ、やっと古いトンネルに入り、空気がきれいになった。

中の湯には12時45分に着いた。バスは14時15分で、1時間半もある。逆巻温泉まで行って温泉に入ろうかと思っていたが、もうこれ以上歩くのがイヤで、中の湯の売店で時間をつぶした。

カップラーメンを食べ、ビールを飲み、今日の日記をまとめていたら、意外と早くバスの時間になった。高山−松本の特急バスに乗ったが、乗客はボクを含めて5人だけだった。

松本からは大糸線に乗り換え、最寄の駅である有明に着いたのは5時前だった。家に着いてゆっくりすると片付けられなくなるので、座る前に全て片づけを終えた。明日は5時から仕事だ。4時前に起きなくてはならない・・・・・・・・・。




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