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栂池周辺テレマークBC(2005年)

*** 天狗原、白馬乗鞍岳、鵯峰(ひよどりみね)など、栂池周辺のBC出没日記です ***



天気・・・くもり時々晴れ   雪質・・・アイスバーンの上に新雪10センチ


きのう(輝山)、おととい(黒姫山)と2日連続日帰りで山に行っていて、当日の天気も悪そうだったので、ゆっくりテキトーにゲレンデでも滑っている気分になっていた。すると、夜になってN田君より山のお誘いが・・・。天狗原から直接自然園に滑り込む予定だとか。そのルートなら天気悪くても大丈夫そうだし、午前中で片付きそうだ。山に行くのはまんざらでもないので、即オッケー!

栂池スキー場TOP(9:15発)⇒栂池自然園(10:00〜10:15)⇒天狗原(11:00)⇒白馬乗鞍滑降点(11:50〜12:40)
⇒南東面滑降⇒栂池自然園(13:10)⇒スキー場(13:50)

家出るときはどんよりとした気分の乗らない曇り空。気分の乗らないままゴンドラに乗り込んだが、ゴンドラを降りてゲレンデに立つと、意外にも雪がいいではないか!このあたりは夜のうちに10センチほど乾いた雪が降ったようだ。現金なもので、気分は戦闘モードに変換された。アイスバーンの上に積もったこの新雪は、いとも簡単に滑り落ちてくる。自然園に向かう林道の斜面では、いたるところで雪崩が起こっていた。こりゃあ開けたバーンを滑るのはやばそうだなあ・・・。

自然園から天狗原に登る途中、N田君が本番の前に一度この斜面を滑りたいとの申し出が・・・。するとA野君は、どうせならハクノリまで登ったほうがいいのでは・・・と。そりゃそうだ、一回滑って登りかえすよりも、一気に登って一気に滑った方が気分的に楽だ。問題はハクノリの斜面。新雪が風で飛ばされて、下のアイスバーンが露出していたら登れないかも・・・。アイゼンないし。とりあえず、行けるところまで行ってみることに。実際は窪状のところはやわらかい雪が残っており、先行者もいたのでの登りは問題なしだった。山頂(厳密な山頂には行っていないが)は結構風が強かった。

栂池自然園より滑ってきたルートを振り返る

滑降ルートは白馬乗鞍岳の南東向きの斜面。ここを滑って、当初の予定の斜面とつなげることに。上から見下ろすと、かなりの斜度。雪がよければいいが、凍っていたらプレッシャーだなあ・・・。N田君が切り込み隊長で滑り出す。時折、ギャリーッと鋭い音をたてている。新雪の下はかなり硬そうだ。やれやれ・・・。

滑り出しは様子見で斜滑降。やはり下はカチカチだ。思い切って下を向く。すると思いのほか滑りやすい。はじめの5ターンくらいは、過去最高の気持ちの良い滑りを楽しむことができた。斜度が浅くなり、油断した頃に急に雪が深くなって、板を取られて派手に前転!上を振り返ると雪は落ちてきてなかったのでひと安心・・・。ここから先、新雪とその下のアイスバーンのビミョウなからみに対応できず、何度となく前転を繰り返す。雪質や斜面の状態に左右されない、安定した滑りができるようにならなければなあ・・・。

ゲレンデに戻り、ゲレンデに残してきたT世さんと合流。中間駅まで一緒に滑り、そこでN田君、A野君とは別れる。腹ごしらえをして、ゲレンデでおさらいの予定だったが、食堂で2時間近くも爆睡!起きたら4時頃だった。結局、滑らずにそのまま帰ることに。だったらみんなと一緒に帰ればよかった・・・。

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■2月6日(日)     栂池スキー場⇒鵯峰〜親沢へ滑降⇒1598mへ登り返し〜黒川沢へ滑降⇒白馬乗鞍スキー場   

天気・・・晴れのち曇り   雪質・・・上々(やや重めか・・・)のパウダー

栂池スキー場から鵯峰に登り北面を滑降。親沢まで滑り、1598mピークを目指して登り返す。そしてピークから黒川沢に向けて再び滑り込む。黒川沢からはひと登りで白馬乗鞍スキー場に着き、ツアー終了。ツアーといっても滑った斜面は滑り応えのある斜度で、どちらも北面ということで雪質は良好!栂池スキー場と白馬乗鞍スキー場に挟まれた親沢は、両側に賑やかなスキー場があるとは思えない、静かな風景が広がっていた。まさに別天地でした。

栂池スキー場TOP(9:40)⇒鵯峰(10:20〜11:25)⇒親谷出合(11:55〜12:30)⇒1598m(13:30〜14:00)⇒白馬乗鞍スキー場(15:00)

詳しい山行記、写真、ルート図はこちらから

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天気・・・高曇り(時折晴れ間も)   雪質・・・めまぐるしく変化


歩き始めが林道なので、初めての人には好都合だったかもしれない。・・・が林道を歩き始めて、いきなりN渡さんのシールがはずれる。この先いろんなことが起きそうな予感・・・。これだけの人数だと、何かしらトラブルが起きそうだが、結局トラブルっぽいのはこれだけだった。

1月6日の天狗原の斜面は、雪不足でブッシュがかなり多かったが、さすがに何度か本格的な寒波が来たので、積雪は十分。雪質のほうは、前日強風が吹いたいたとのことで、吹きさらしの部分はパックされていた。沢形や樹林帯は結構な深雪。どうにもならないような雪質ではなくてよかった。

天狗原への登りから見える白馬三山
白馬乗鞍岳へ最後の登り
火打山、焼山、雨飾山方面

登りは早組、普通組、遅組に分かれたものの、そうたいした開きにはならなかった。ボク自身を含めて、問題は滑り。アルペン時代は快適な斜度と言えた白馬乗鞍の大斜面。テレマーカーとなった今、滑り出し地点に立つと、威圧感のある傾斜に感じた。とりあえず、突っ込め!すると思ったよりは雪は悪くない。滑りは悪いが、なんとか無難に天狗原まで滑りきる。10回は転ぶかなと予想していたが、意外にも一度もこけずに滑ることができた。こけなかったのは良いが、自分のイメージとしては不本意かな。こけてもいいので、もっと前を向いて滑りたかったなあ・・・。もう遅い。

天狗原からは今度は深雪。こっちは派手に転びまくりました!でも、前回の手の施しようのない滑りからすると、だいぶ進歩したかな・・・?積極的に前を向き、気持ちだけ先に行って前足に乗り過ぎ、その結果大前転・・・というパターンの繰り返し。でも、なんとなく感じはつかめたので、前向きな転倒と自分では受け取った。

13人の大群・・・さすがに下りでは差が開きました。自分も足を引っ張るほうだと確信していたが、なんだか知らないけど、割と早めに滑ってきていた。転倒回数は上位入賞間違いなしだったと思うが・・・。やっぱり初めての人は、深雪への免疫ができていないから、ひるんでしまうのかな・・・?気持ちだけはひるまずに行ったのが良かったかもしれない。

う〜ん、なんとなくどうすれば良いかわかったというのが、今回の収穫か・・・。早く気持ちよくパウダーを滑れるようになりたいものだ。

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天気・・・くもりで小雪がチラリ   雪質・・・やや重のパウダー

いよいよテレマーク山デビュー!これまでゲレンデで3回練習したが、一度圧雪のしていないBCを体験してみようと、天狗原に行ってきました。結果は・・・第1ラウンド3秒KO!どうにもこうにも曲れませ〜ん。天狗原はまだ雪不足気味で、ブッシュが乱立。この中をデビュー戦のボクがまともに滑れるわけはありませんでした。広〜い斜面を大き〜く使えば、もう少しマシだったかも知れませんが・・・。

昨年までのアルペンスキーだったら、「ヒューヒューッ!」とか言いながら滑っていただろうに、今年は奇声はしばらくお預けになりそう。


栂池スキー場TOP(9:20発)⇒栂池自然園(10:15〜25)⇒天狗原(11:30〜12:00)⇒栂池スキー場(12:55)

栂池スキー場のTOPから林道に取り付くが、意外にもトレースはなし。先行の2名がトレースをつけているのみ。ということは、昨日は誰も入っていないのか・・・?雪はわりと多くて、板をつけていないと太ももまで埋まるくらい。スキーでヒザ下ってとこですね。


左・・・12月23日の天狗原
右・・・1月6日の天狗原

左はまだ青々としていて、とても滑れる状態ではない。2週間経過した右の写真はだいぶ白くなりました。
でも、まだまだブッシュが残っており、雪の少ない状態には変わりありません。

天狗原からの斜面は、通常のシーズンでも中間から下は針葉樹が点在しているが、今年はまだ上部のダケカンバ、針葉樹の低い木が埋まりきっていない。上部はわりと快適な滑降が期待できるが、下部は樹林がかなりうるさくなっている。栂池自然園周辺も、いつもに比べると樹林がかなり多く感じられます。

白馬乗鞍岳は一応全面白いものの、パッと見てまだ雪が薄いなあと感じるほどです。多分滑るのには影響ないとは思われますが。

八方尾根北面
栂池自然園
天狗原から白馬乗鞍岳

八方尾根の北面(ガラガラ沢、無名沢)はだいぶ雪が付いたようだ。ここはもともと木が生えてないので、雪さえあれば快適!テレマーカーN田氏の話では、もう少しで二股までつながるとのこと。天狗原も八方北面も、もう一降りといったところだ。週末(成人の日の3連休)あたりは、強い寒波が来るようなので、それに期待だ!

その前に自分のテレマークの腕を上げておかないと・・・。圧雪された中斜面くらいなら、かなり安定して滑ることができるようになったが、これからはBCを意識した練習をしないと、今シーズンを棒に振る可能性もあるなあ。

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