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黒姫山北東面 山スキー  


雪質は最高だったのが・・・ 如何せんヤブが




過去の黒姫山の記録・・・2003年2月(東面) 2004年1月(東面) 2005年2月(御巣鷹山) 2006年1月(北東面)

 エリア  北信 黒姫山  
 コース  黒姫スキー場⇒外輪山⇒北東面滑降⇒林道⇒スキー場
 山行日  2008年1月27日(日)
 天気  曇り時々晴れ時々雪
 ジャンル  山スキー(テレマーク)
 メンバー  I川、A野
 温泉  家


この日はロングツアーに出かけるつもりだったが、腰に不安があったのと、天気がイマイチだったこともあり、方針をロングからパウダーに転換。確実にパウダーが狙えそうな黒姫山に行くことに。メジャーなルートは東尾根だが、2006年に滑った北東面のパウダーが忘れられず、またまた北東面を狙う。今度はオプション付で。オプションは使うことはなかったが・・・。それどころじゃなくて・・・。

スキー場トップ(9:25)⇒廃止リフト上(10:20〜30)⇒外輪山(11:50〜12:10)⇒滑り出し点(12:30〜13:00)⇒林道(13:50〜14:10)⇒スキー場(14:35)

豊田飯山インターあたりは、目を覆いたくなるくらいの貧雪。信濃町ではそこそこの雪となって、胸をなでおろす。昨年度よりはずっと多い。昨年を比較に出すのは間違っているかも・・・?天気はこのあたりが境目のようで、ここから北は雪が残り、南は晴れ。エリア的にナイス選択だったかも。

今はやってないゲレンデ跡
ゲレンデの上のほう
さらに上

リフト2本でスキー場のてっぺん。準備中の人が数名いたが、まだ誰もスタートしていなかった。単独、4,5人組に続いて、ゲレンデ跡を歩き出す。しばらくで全員抜き去って先頭に。夕べもある程度雪が降ったみたいで、昨日のトレースが薄く残っていた。ゲレンデ跡あたりでスネラッセル。昨日のがなければさらにプラスか・・・。ありがたし!まずこのゲレンデ跡を滑ってみたい・・・・と、いつも思ってしまう。

雪は極上
針葉樹にはびっしりと樹氷が

旧ゲレンデトップで休憩中に単独の人が先に出る。この単独の人にしばらく頑張っていただき、追いついてから先は、3人で稜線までラッセル。上部は昨日のトレースをたどっても、ヒザ上ラッセルとなった。でも、雪は軽いので苦労は少ない。また、今シーズンの新兵器であるウォークモード付のビンディングが威力を発揮!板を前に送れば、トップが上に出てくるというのは大きい。キックターンも楽チン。板を含めて今シーズンの投資は大きかったが、投資分の価値はあったと今回で実感できた。あとはこのフカフカの雪を滑ることができると考えただけで、ワクワクしてしまう。

外輪山の稜線上
外輪山の稜線に出たところで休憩。後続の皆さんは、すべて東尾根方面へと向かっていった。きのうも寒かったけど、今日も寒い。手袋をはずすと、とたんに凍りそうになる。この外輪山の稜線は木が濃くて、雪面も凸凹だらけなので、滑降予定地点まではシールを付けたまま向かう。

この滑降予定地点がわかりにくいかなと思い、今回はしっかりGPSに入力済み。しかし、電池がすぐに切れた・・・。スペアの電池を探すがない。灯油のポンプの電池が切れて、とりあえずそのスペアを使ってしまっていたことを思い出す。大ボケだ・・・。

目的地は夏道のひとつ手前の台地状。目的地に着くが、スッキリしてないぞ・・・。思ったよりも木が濃い。斜度と雪質は申し分ないのだが・・・。ま、滑る分には支障はないかな。いざスタート!パフパフの雪に興奮気味。普段、滑る時に声は出ないけど、この時ばかりは自然と出てしまう。

雪は極上!
雪は極上!


そんな興奮する場面も2滑りで終わる。まだ埋まりきっていない潅木が行く手を阻む。こんなはずじゃあ〜。雪が極上なだけに、悲しみ倍増。台地を滑るつもりが沢に吸い込まれ、あとはヤブをやり過ごすことに集中するだけ。あああ〜もったいない・・・。上に乗ってる深雪は極上なのだが、絶対的な雪の量が少ないのかなあ・・・・。ううう〜もったいない・・・。ヤブをかわしながら滑るのは嫌いではない。逆に楽しい時も多い。しかし、今日は別。2年前のあの極楽バーンはどこだ?やっぱり2年前とは雪の量が違うのかなあ・・・・?東尾根はどうだったのだろう・・・?あっちにしとけばよかったのかなあ・・・?登ってきた斜面でもよかったかなあ・・・?頭の中を駆け巡る後悔の念。藪の中を駆け巡って林道に出た。でも、最初のブッ飛ばした(大げさ)2本は、間違いなく今年と昨年の中では一番(パウダー編)であることは間違いない。・・・と言い聞かせるしかない。

1本目!
2本目!


林道には当然トレースはない。一人分のトレースがあれば自走できる部分が多かった。なので、先頭は走ってラッセルし、少し間をあけて2番手が追う。そして、先頭を抜いてまた走る。・・・これを繰り返してゲレンデに出た。疲れた。途中1ヵ所林道をショートカットできるところがあって、そこは樹林も薄くて最後のパウダーを楽しむことができた。

         --- 黒姫山 ---

黒姫山・・・・・・黒々としていて、見るからに樹林の濃そうな山。お隣の妙高は広葉樹の山なのだが・・・。妙高は日本海に近くて豪雪地帯なのに対し、黒姫はやや内陸に入り、雪の量もそこそこにとどまる。谷一つ隔てただけなのに。

雪の量では劣るものの、黒姫山は針葉樹にガッチリ守られ、雪が腐りにくい。黒姫山へは過去3度スキーで訪れたけど、その3度とも深雪パウダー。雪質はお墨付き!斜度もあるのでスキーは走る。雪質は文句なしだったのに、今回はヤブに阻まれるという結果に・・・。

雪の量が少なかったのか、ルート選択ミスなのか・・・?登りに使った斜面や定番コースの東尾根の状況が気になるところだ。あと、戸隠大橋からの黒姫南面というメジャーなルートもある。南面なので雪が悪いだろうと敬遠し、今まで行ったことがなかったけど、今度一回行って見ることにしよう。ま、リフトを使って登って、効率よくゲレンデに戻ってくることを考えると、東尾根が一番完成されたルートなのかもしれないな。ちなみに、黒姫の最高点である2053m点には未だ行ったことがない。今度は行こう!
GPSではないのでテキトーです



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