角田山　ハイキング

角田山へは角田岬の灯台コースから登ることにした。駐車場が海水浴やら釣りやらと共用。これは初めてのシチュエーション。しかも、灯台へは水際から登り始めることになる。せっかくなので、水面にタッチしてからスタートした。細くて急な階段を登ると灯台。少し登っただけなのに、一気に視界が開ける。さすがに海抜０ｍからの登り。正真正銘の０ｍから。

海からのスタート

まずは急な階段で灯台まで

山登りでは滅多にない景色

いかにも景勝地という感じ

灯台を過ぎると山道になる。・・・とはいっても、すぐそこは海。日本海からの強風にさらされるためか、生えてるのは草と低木。展望はすこぶる良好だ。細かいアップダウンをこなすと梨ノ木平。何者かによって切られてしまった梨の木があった。ここがほぼ中間点。

道中に生えていた花
ホタルカズラ		イカリソウ		ハマダイコン
？？		オオサワハコベ		チゴユリ

梨ノ木平からは広葉樹のトンネルのような道になる。とても５００ｍにも満たない山とは思えない、里山のモジャモジャ感が一切ない、洗練された雰囲気の道だ。さぞかし紅葉も良かろう。道端には種類は少ないみたいだが、花もチラホラと咲いている。景色もいいし、山自体も良い。低山を馬鹿にしてはいけません・・・って感じだ。

緑のトンネルみたい

角田山には登山道が７本もあるみたい。全国区ではなさそうだけど、きっちり整備されているし、地元ではメジャーな山なんだと思った。急登を登り切ると稜線に。山頂はすぐかと思ったら、ここから横に長かった。近くにこんな手頃な山があると便利。トレーニングや暇つぶしには最高だ。光城山でもいいんだが・・・。

山頂は公園みたい

同左

山頂は広々としていて公園みたいな感じ。あちこちにベンチがあり、三角屋根の小屋があり、散りかけた桜も咲いていた。昼寝したい陽気。朝８時だからいいけど、これが真夏の昼間だったら、暑くて死にそうな気がする。のんびりしたが、これ以上のんびりすると、今日はダブルヘッダーなので、そんなにゆっくりはしていられないのだ。

海に向かって降りて行く

灯台

下山はあっという間・・・とはいかない。急降下するまではなが横歩き。下半分にはアップダウンがいくつかある。結局１時間かかってしまった。角田山は小さくて低い山だが、海がスタート＆ゴール、痩せ尾根あり、岩場あり、花あり、灌木のトンネルあり、山頂は公園のような広場・・・などなど、なかなかバラエティーに富んだ、侮れない山であった。とはいえ、信州からわざわざ行く山かというと、そうではないわなあ・・・。ま、ついでの山ということで、機会があったら登ってみて下さいな。

角田山から降り、本日の第２戦米山へと向かったのでした。