三本杭 ハイキング 滑床渓谷から周回四国の西の端までやってきました!三本杭の山頂!
四国の2日目は三本杭。昨日は徳島の寒峰に登り、窪川の道の駅で車中泊。三本杭の登山口であります滑床渓谷までは少々距離があったので、暗いうちからの出発です。前半はずっと四万十川沿いの道だったけど、暗くて何にもみえない…。なんとなく残念です。暗いうちに滑床渓谷に到着。暗いと駐車場など、様子がよくわかりませんね。明るくなるまで待機。 ■滑床渓谷から歩きはじめます明るくなってやっと様子がわかってきました。どうやら同業者は今のところ1名。もしかした写真がメインかも…?三本杭は三百名山に入ってるので、もっと賑やかなのかと思っていました。7時を回ってのスタート。11月下旬にもなると、7時スタートが現実的ですな。よって、長い山は計画しにくいです。夕方も5時で暗いですからね。7時で夜は完全に明けるけど、深い谷間なので明るくなるのは遅そう。 滑床渓谷は観光地。そのメインであります万年橋から上流にかけて滑床が発達。紅葉もキレイそうですが、一週間ほど遅かったかな。渓谷沿いに遊歩道がつけられています。登りはこの遊歩道を使います。キレイな滑床や豪快なナメ滝が続きます。最初頃は感動してマメに写真を撮ったりしていました。しかししかし、上流に進むにつれ飽きてきて、渓相もスッキリしなくなってきます。後半はウンザリでした。とくに千畳敷を越えてからは、遊歩道も荒れ放題。試練の区間となりました。ちょっと長すぎだな・・・。 奥千畳で二俣となり、進路は西から南へ。もう水量も少なく、川から離れたところを歩きます。針葉樹や苔の感じが奥秩父チック。あまり好きなロケーションではないですが、荒れた遊歩道よりはずっとマシ。
■熊ノコルからやっと山登りっぽくなってきました沢沿いの道を登り上げた稜線が熊ノコル。ここは十字路になっています。暗かった谷間から明るい尾根に上がり、気分も明るくなりました。山頂までの間、ガイドブックには『ブナ林』とあるけど、ブナを探す方が難しいくらい。雪の多い地域の、いわゆる『ブナ林』とはちょっと違いますな。でも、林の雰囲気は良かったです。葉っぱが落ちて明るいです。 三本杭山頂と横ノ森のコルがタルミという場所か…?笹とススキの原っぱになってます。鹿の食害が深刻のようで、タルミの範囲にはフェンスが張られ、登山道には扉が付けられています。どこもかしこも鹿が増えてるんだな。扉をくぐってタルミに入り、扉をくぐって出て三本杭山頂に向かいます。山頂少ししたでは、常緑樹の堅そうな葉っぱを付けた木が生えていました。南国っぽい!
■三本杭山頂は開けてて展望良好!山頂には先客1名。どこから登ってきたのかな?信州から来たと言ったらビックリしてました。今日も穏やかな山頂です。30分ほど休憩してましたが、半袖でも全く寒くありません。11月も下旬だというのに・・・。今日は午後から曇りになるとのこと。でも、そんな気配もなく青空が広がっています。ただ、昨日よりは空気の透明度はいま一つ。遠くは霞んでました。九州との間にある海が辛うじて見える程度。このへんの海は太平洋?瀬戸内海?豊後水道? 『三本杭』って変な山の名前。『杭』ってなんなんだろ?調べればすぐわかりそうだけど、メンドクサイので後日。三本杭に登ろうと思った動機・・・、三百名山に入ってるのが一番かな。知らないエリアの山を選ぶ際、○○名山はよい候補となります。その他の動機・・・、名前が面白い!四国の西端にある三本杭、4連休で中2日ある時に登っておこうってのもありました。中1日でここまで来るのは大変ですんでね。
■下山は御祝山経由で・・・御祝山までは、わりとダラダラ下ります。上の方は南国っぽい常緑樹やシャクナゲが覆いかぶさっててうっとおしい・・・。全体的に登山道はあまり整備されてない印象。樹林の丈が高くなって、藪からは解放されます。御祝山からは急降下。登山道は不明瞭なとこが何か所かあり。紛らわしい踏み跡に誘われそうになります。テープはバシバシあるし、間違えたら多分わかるんじゃないですかね。
■本日の温泉&夕食まずは温泉なんですが、近くに目ぼしいところはないみたい。これから松山に向かうので、途中になる大洲市の『臥龍の湯』へ。よくある日帰り温泉って感じの施設。下山後温泉には必要にして十分。松山に入り、『久留米とんこつラーメン 松山分校』というラーメン屋へ。『分校』って何だ?と思っていたら、校舎のような造りになっていました。なかなか美味しかったです。 そして、同じく松山市内にあるアウトドアーズコンパスへ。
|