祖母山 ハイキング
祖母山はなんと21年ぶり2度目となります。当時の記録はなくなってるし、どこをどう登ったのかさっぱり記憶にございません。覚えていることと言えば、山頂から阿蘇がキレイに見えたこと。あと、傾山から縦走してきた人と山頂で会って、傾−祖母の縦走路はいいよ!と聞いた記憶があるのみ。祖母山は既に登頂済みなのでパスでも良かったけど、アルペンガイド の写真があまりにキレイだったので、登ってみたくなったのでありました。 ■登山口であります尾平へアルペンガイドのキレイな写真(本文の途中に貼ってある)は祖母山の南側にある天狗岩あたりからのもの。その景色を見るために、祖母山に登る数あるルートの中から黒金山尾根ルートを選択。せっかくなので周回しようと、宮原コースを下りに持ってきます。現地で知ったんですが、黒金山尾根コースはあまり手入れが入ってないですね。登りになって良かったです。 車中泊した道の駅『原尻の滝』からは一本道ですが、登ったり下ったり、クネクネと長いですね〜。もみ志や旅館を過ぎたところに駐車場(有料)があって、ちょうどそこが登山口になってました。駐車場代は500円。下山したらワイパーに封筒が挟んであって、お金を入れてポストに入れておくシステム。さすがに百名山!既にたくさんの車。GWは九州狙い目ですからね〜。
■黒金山尾根から天狗ノ分れ駐車場は鬱蒼としてましたが、歩き出すと開けたところに出ます。鉱山跡?今日は朝からスカッと晴れました!目指すトゲトゲの祖母山が…。遠い…。川沿いの道になって分岐。吊り橋を渡ると宮原コース。黒金山尾根は直進。さらに進んで黒金山尾根取り付きとなります。取り付き付近は道が薄かったですね。このへんで黒金山尾根コースは主流じゃないことを知りました。 尾根はとくに見どころはなく、ひたすら急坂を登って行く感じ。結構な大木の中を登るところが、中部山岳や北日本の山とは違うところ。上部は笹になりますが、あまり刈り払いはされてなくて、両腕を擦りながら歩いていました。川からしばらくは踏み跡薄かったけど、尾根になってからは概ね明瞭な道となりました。
■天狗ノ分れから祖母山稜線の道と合流するところが『天狗ノ分れ』。アケボノツツジが咲いてて雰囲気良かったです。ここから踏み跡を辿れば展望台。アルペンガイドの写真より少し下になるけど、まあヨシとしましょう。ただ、写真と景色が全然違う…。写真は快晴&紅葉真っ盛り。対して今の現物は曇ってるし、芽吹き前で色がないし…。ちょっとガッカリしたけど、仕方ないな…。それにしても、今日は一日晴れるつもりだったのに、既に山に雲がかかるように…。 縦走路を祖母山目指します。笹は丈が高くて元気だけど、さっきよりは道幅広いです。時々枝道があって、それを進むと岩峰の展望台。展望台は何ヶ所かあって、はじめ頃は立ち寄っていましたが、途中から飽きたのでスルー。景色はたいして変わらないし…。徐々に高度を上げ、最後は崖を登って山頂となります。崖にはロープやハシゴが完備。
■祖母山山頂は程よい賑わい祖母山山頂は程よく賑わっていました。客層は老若男女品揃え豊富で、さすがに百名山といったところです。残念ながら雲が邪魔して展望はよくありません。近くの山が見える程度。阿蘇が見たかったんですが…。展望は悪いくせに真上の空は晴れていて、なんだかクソ暑い暑い山頂でした。そのぶんビールは旨かったけど。
■祖母山から降ります宮原コースを下ります。下り口が反対方向なので一瞬オヤッとなりました。9合目に小屋があるけど、立派なログハウスでした。割と痩せた尾根で時々岩場になります。明るく開けているので展望も良好。黒金山尾根よりはずっと道も良かったです。縦走路との分岐点が宮原という場所。そこからは一気下り。途中で一度休んで無事下山。
本日の足取り ■ラムネ温泉&大分名物とり天暑かったので、すぐにでも温泉ってとこですが、あいにく近くに温泉はナシ…。どうせしばらく入れないのなら…と炭酸泉であります長湯温泉まで走り、その名も『ラムネ温泉館』という日帰り温泉に入りました。建物から風呂から変わった風の温泉でした。 本日のご当地グルメは…とり天。ご当地グルメというより、大分の郷土料理のようですね。豊後竹田の丸福食堂へ。とり天定食とから揚げ定食を食べました。美味しいとかは置いといて、油でやられてしまいました…。年齢、山の後…ということを考えると、無理があったかもです。ひと品は麺類とかアッサリしたものにするべきでした。反省…。本日も道の駅は『原尻の滝』へ。
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