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  山伏(2013m)

天然雪でのスキー場もオープンし始めたこの週末でしたが、もう1週は山歩きということで山伏に登ってきました。山伏と書いて『やんぶし』と読むところが登行意欲をそそりますね~。山伏は静岡の安倍川源流部の山で、山梨県と接しています。山梨側の林道からもアプローチできますが、今回は運悪く通行止め。せっかく滅多に行かない静岡まで行くので、翌日は静岡の山をもう一丁!沢口山に登ってきたのでありました。両日とも快晴!

日程: 2016年12月10日(土)

ジャンル: ハイキング

エリア: 南アルプス 安倍奥

メンバー: T世

コースタイム: 西日影沢登山口(8:00)⇒蓬峠(9:25~35)⇒山伏(10:50~11:15)⇒蓬峠(12:10)⇒登山口(13:10)

温泉: 黄金の湯 700円(1時間以内は400円)  食事: 紅ちゃん 川根本町

直線距離は遠くないけど、清水まで周ってとなると距離は東京より遠くなってしまいます。なので前夜の出発。新清水から新静岡までだけど、初めて新東名に乗りました。清水パーキングで車中泊。新しいパーキングは違いますな…。洗練されてます。翌朝5時半に起きて、安倍川沿いの県道を遡ります。梅ヶ島温泉まで行って登山口への道を…と地図を見ると、行き過ぎてました…。登山口付近の河原の広場には既に5台ほどの先客あり。やっぱり人気あるのか…

西日影沢ルートで登ります

天気は文句なしの快晴!意気揚々と林道を歩き始めます。沢を渡ってヘアピン曲がってしばらくで行き過ぎに気付きます。さっきの車に引き続き、また引き返しです…。林道から登山道になるところは派手に看板あるのに、なんでだか気付かずに通過…でした。二度あることは三度ある、今日は行き過ぎに注意だな。ロスタイムは10分弱かな。

登山道に入ると道沿いに単線の軌道あり。奥にはワサビ田が何ヶ所かあったけど、その運搬用なのかな?沢沿いを詰めます。何度か沢を渡るけど、立派な橋が架かってました。水量に対して立派過ぎるような…。2回目の渡渉のところに大岩あり。エアリアのチェックポイントにもなってます。『大岩』でわかるのかなあ…と思ってましたが、ホントに大岩でした。『大岩』の道標もあり。しばらくで沢を離れ、斜面を登っていくと蓬峠。蓬峠にはベンチがあってお休み処となっております。


西日影沢コースの駐車場所


登山口


途中にワサビ田あり


沢はショボいけど橋は立派


大岩はホントに大岩


よく見る光景


蓬峠が近づくとチラホラ雪が…

蓬峠からは尾根の右を登ったり左を登ったり

蓬峠の少し下から雪が見え始めます。きのうの夜に降ったと思われます。蓬峠からは尾根歩きかと思いきや、山腹をトラバース気味についています。右側斜面になったり左側斜面になったり…。右側斜面は日当りが悪くて寒く、雪が残ってます。左側斜面は日当りよくてポカポカ。稜線と合流する手前はかなりの急坂で、雪が付いているとこはズルズルでした。


蓬峠にはベンチあり


尾根の日陰側は…


尾根の日向側は…

笹山からの道と合流するとやっと開けます

稜線の道に合流です。少し雪が増えました。…といっても、1~2センチですけど。しかし、靴がお粗末なので気を遣います。靴の甲の部分に雪が付くとしみ込んでくるので、すぐに落とさないと濡れる…。少し山伏側に進むと笹原に。ず~っと樹林帯で展望なかったのでスカッとした気分に!右側が開けたところから富士山も!先週に引き続き、今週も富士山見れました!


稜線の道と合流


ここにきて初めて開けます!


富士山!


山伏山頂はすぐそこ!

山伏山頂!富士山と南アルプスの展望良好!

山頂は明るいけど、疎らに木が生えてて展望は今ひとつ。山頂の北端まで行くと南アルプス南部が見渡せます。が、南アルプスとの位置関係が理解できるのに時間が…。どっちから見てるんだっけ…?どっちが北だ…?とか数分。真っ白い山は荒川岳‐赤石岳かな。聖岳には雲がかかっています。そして、荒川岳手前のポコポコした山は笊ヶ岳か…。この角度からの南アルプスは初めてなので新鮮でした。

山頂は風があって寒いし、富士山が見えません。なので、少し戻った富士山がよく見えるところで休憩とします。今日は日本海側では今年初の本格的な雪。ここらは快晴で日向はポカポカだけど、風が少し吹くとめっちゃ寒い!長居したくなるロケーションでしたが、長居できない寒さだったので下山開始。


山伏の山頂!


山頂からは富士山は見えにくい…


南アルプス南部の山々


笊ヶ岳と荒川岳


富士山の見えるところで休憩


さっきより雲が増えてきた


さらにアップ!

下山は同じ西日影沢コースで

山頂は携帯圏外だったけど、少し下ったところに『携帯通話可能地点』の看板あり。確かに微弱ながら通じました。山伏は奥深いだけに携帯も通じる場所が限られているようです。稜線直下の急坂は滑る滑る!雪はまぶした程度だけど、その下の土と枯葉が滑る原因かな。登りの時は暗かった谷間も、日が昇って明るくなり、気持ちよく下山です。


山頂は圏外…少し下ったところにこの案内板


下りのワサビ田

下山後のお楽しみ

せっかく静岡の山奥まで来たんだから、このまま安曇野に戻るのはもったいない話。滅多に来れない静岡の山にもう一つ登っておきましょう。手ごろな山ということで沢口山に登ることに。下山後は近くの黄金の湯で汗を流し、寸又峡方面に移動です。駿河徳山駅近くの『紅ちゃん』という食堂で夕食。この日は紅ちゃんは忘年会だったけど、始まる前に食べれました。近くの『茶茗館』という道の駅で泊まるつもりが、なんか変な感じなので千頭まで移動。こっちも変わった雰囲気だった…

川根本町の紅ちゃんへ 静岡おでん
ラーメン 中華丼

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