12月2週目は静岡の山奥シリーズ。きのう土曜日は山伏に登りました。安曇野から静岡の山奥というとアクセス悪いので、なかなか行く気がしません。せっかく来たからには山伏だけではもったいないので、もう一つ山に登っておかないと。寸又峡温泉を起点に寸又三山とうのがあって、その中で一番楽そうな沢口山に登ることにしました。とくに見どころのない山ですが、山頂からは南アルプス深南部の山々が…。南から見るのは初めてなので、なかなか新鮮でした。
日程: 2016年12月11日(日) ジャンル: ハイキング エリア: 南アルプス 寸又三山 メンバー: T世 コースタイム: 猿並平コース登山口(7:30)⇒富士見平(9:20)⇒沢口山(9:50~10:20)⇒富士見平(10:35)⇒日向山コース登山口(11:40) 温泉: 翠紅苑(500円タオルなし) 食事: 丸亀製麺(豊科) |
夕べは川根本町の千頭にある『音戯の郷』という道の駅で車中泊。そこから寸又峡温泉は15キロほどですが、狭い山道なので時間かかります。観光シーズンは混むって書いてあったけど納得です。温泉街の入口に大き目な駐車場があったけど、先に進んでみます。奥にも狭い目の駐車場がありました。無難そうな手前の駐車場に停めることに。
寸又峡温泉から沢口山へは登山道が2つ。猿並平コースと日向山コース。やや大回りで時間のかかる猿並平コースを登りに使います。下りでダラダラするのイヤですからね。荒廃した車道から杉の植林地で、山道に入っても杉、尾根道になっても杉…。結局、日向山コースと合わさる富士見平の少し下まで杉林が続きました。うんざり。
道の方も急登につぐ急登でなかなか堪えます。標高稼げていいんですけどね。展望はほとんどナシ。1ヶ所だけガレの縁を歩くとこがあって、そこから南アルプスの深南部の山々が!馴染みがないエリアなので、なにがなんだかサッパリわからず…。あと、地図には視界よしと書いてある盤台跡展望所は展望全くナシでした。富士見平からやっと自然林になり、最後に急な丸太の階段を登ると沢口山山頂でした。
猿並平コースの登山口
杉の植林地の中の林道を
かなり上まで杉林でした
唯一展望があったガレの縁 池口岳や光岳
朝日岳と奥は大無間山
やっと杉林から解放
山頂も樹林が茂っていましたが、南アルプスの方角だけ伐採してあり、深南部の展望が確保されてました。山の案内板があるにはあるけど、実物と合致してなくて参考にならない…。スマホのアプリを使ってみるも、こちらもどうも信用ならない…。なんとか聖岳と池口岳が特定できて、それを突破口に隣の山が判明していく感じでした。富士山方向にも案内板ありました。こちらも伐採してあったんだろうけど、ブッシュが生い茂ってきた感じで展望イマイチ。
沢口山の山頂に到着!
山頂は北側が切り開いてありました
富士山はイマイチ
天気よいけど寒い…
下りは日向山コース。猿並平コースと比べると尾根っぽい感じで、こっちの方が明るかったです。ただ、展望はほとんどナシ…。どっちかと言うと、個人的には日向山コースの方がおススメかな?あと、『寸又峡温泉→』の看板が異様に目立ってました。そういえば、少し前に寸又峡の山で遭難があったけど、もしや沢口山…。だとすれば納得。これでもかっ!ってくらいに看板ありました。帰って調べると、やっぱりそうでした。大学生5人が違う方に下って行ったという…
沢口山の直下は急でした
日向山コースは尾根っぽい地形
日向山コースの登山口
駐車場近くにあった翠紅苑というホテルで温泉入って帰路に。せっかく静岡の山奥まで来たので、通ったことない道で帰りましょう。静岡へのアプローチは富士川、山伏へは安倍川、寸又峡は大井川、…となると、あとは天竜川でしょ!天竜川沿いを少し走りつつ、秋葉街道で県境を越えました。川沿いの道はまだしも、川から川への横移動がどの道もハードでしたね~。舗装こそしてあるけど、しびれる山道が長かったです。