トップページ        

山行記録      
  すべての山行記録(山域別)
  すべての山行記録(日にち順)

山スキー      
  山スキーの記録(山域別)
  山スキーの記録(日にち順)
  山スキーマップ
  山スキー他の動画(You Tube)

沢登り       
  沢登りの記録(山域別)
  沢登りの記録(日にち順)

長期山行      
  北アルプス全山縦走(1998年)
  南アルプス全山縦走(1997年、1999年)
  北海道の山旅(2006年) 
  北海道の山旅(2002年)

百名山など     
  いろんな百名山の進捗リスト
  信州ふるさと120山の進捗リスト
  紅葉の山登り

ご当地グルメ     
  喜多方ラーメン
  山形の肉そば
  讃岐うどん

その他       
  自己紹介
  リンク
 
過去のトップページの写真発掘
  メール 


  白神岳 紅葉ハイキング

2017年紅葉の東北シリーズ2日目は白神岳へ。ちなみに1日目は秋田の太平山でした。この2山、海に近くて標高も似たようなもの。実際に登ってみても、植生、山の雰囲気、紅葉の進み具合など、大まかですが似てました。似なくていいのに、天気まで似てました…。白神岳は太平山を一回り大きくして、海に近付けたような山ってとこかな。紅葉は中腹のブナが盛りで、稜線の灌木は既に落葉です。

日程: 2017年10月15日  天気: くもり

ジャンル: 紅葉山歩き

エリア: 東北 白神山地

メンバー: T世

コースタイム 

白神岳登山口(7:30)⇒二俣コース分岐(8:05)⇒蟶山分岐(9:15)⇒白神岳(10:50~11:25)⇒蟶山(12:55~13:05)⇒二俣コース分岐(14:00)⇒白神岳登山口(14:30)

温泉:不老ふ死温泉(600円)  食事:能代市 多むら(ラーメン)

白神岳はそこそこ行程が長いので、3連休の中日に予定。ところがお天気が微妙でして…。曇りのち晴れで午前中はところにより雨。短い山に変更しようかなあ…。しかし、思い直して白神岳へ。文句ナシの快晴の日に当てる山でもないと想像できますし。少しの雨は覚悟してピークハント!ほとんど樹林の中だろうから、ひどい目には遭わないでしょう。

白神岳登山口

昨夜は『道の駅ことおか』で車中泊。夜は予報通り少し降ったようで、道路がしっとりと濡れていました。起きた時はほぼ上がってて、なんとなく回復傾向であります。白神岳登山口あたりでは青空もチラッと。海岸から2キロほどで白神岳登山口です。駐車場は広くて、10台くらい止まってたのかな…。昨日の太平山がほぼ秋田ナンバーだったのに対し、白神岳は県外車が優勢でした。駐車場には小屋を兼ねたトイレあり。

白神岳登山口駐車場は広い 駐車場にはトイレあり
登山口 ここからスタート

蟶山への登りまではダラダラとした道

まずは舗装された車道歩きから。5分ほどでホントの登山口。白神岳までのコースタイムは4時間半ちょい。標高差は1000mそこそこなので、標高差よりも距離が長いってことでしょね。いくら距離があるといっても、そんなにアップダウンはなさそうだし、4時間半もかからないんじゃないかと思ったり…。

起伏を縫いながらダラダラと進みます。ブナの白神山地なのに杉の植林が多い!途中、二俣コースの分岐があるけど、今は通行止めみたいで封鎖されていました。蟶山には尾根通しで取り付かず、南斜面を巻くように道が付けられています。最後の水場のところで一気に蟶山に直登って感じです。


登り始めはまだ秋の気配はない


二俣コース分岐 二俣コースは通行止め

蟶山に登るにつれ秋色に色付きます

最後の水場あたりはブナ林だけど、まだまだ緑の葉っぱが優勢。少し登ると黄色がかり、さらに登ると一気に見頃に!ただ、残念ながら空は雲で覆われています。たま~に雲の隙間があって太陽が照ることも。そんな時にはパッと明るくなって、思わず『ワァ~!』と声が出ちゃいます。ブナ林の立派さとしては、昨日の太平山に軍配!

蟶山の『蟶』なんて見たことない字。せっかくなので登っておこう。でも、展望はなさそうなので帰りにまわします。


蟶山への登り 少し色付いてます


登るにつれてどんどん秋色に


蟶山直下が一番紅葉してました


日が照らなくて残念…

蟶山からは山頂に向かってブナの尾根歩き

ここからは尾根歩き。はじめ頃はほとんど横歩き。葉っぱ落ちかけとはいっても、まだまだ紅葉した葉っぱは残っててキレイ。太陽が当たればいいんだけど、たま~にしか当たらない…。登り始めは青空もあったけど、今はほとんど隙間なく雲。その雲も厚さがましています。かなり暗いです…。海の方を見ると明るくて、太陽が当たってるところも。海風が白神山地に当って雲ができてるのかな…?

横歩きから次第に傾斜が増してきます。本格的に登るあたりでブナはなくなり灌木帯に。せっかく展望が効いてきたのに、白神岳に雲がかかり始めます。雲は厚く見えるけど、雨は降りそうでないのが救い。きっと下界から見ると、白神岳の上空に雲がべったりと乗っかってるんだろうな。


白神岳に向かって尾根歩き


だんだん落葉が目立ってきます


樹林の隙間から日本海


登ってきた尾根


あら…山頂に雲が


十二湖方面への分岐です


海岸線付近は晴れてる様子


山頂まではなだらかな道


ここは晴れてほしかったな…

白神岳山頂に登り着きました!

白神岳に雲がかかったのは一時だけ。あとは曇りながらもかかることはなかったです。稜線に出た地点と小屋のあるピークの間が白神岳の最高点のよう。そこには何もなかったですが。見えてた大きな建物は避難小屋ではなくて便所でした。その先に便所より小さな避難小屋あり。

とりあえず山頂看板のあるピークへ。雲は低いけど何とか展望あり。岩木山の山頂は見えないけど、裾は見ています。白神山地最高峰の向白神岳も確認。西を見ると海岸線が近いですね。海の方はもう完全に晴れています。強くはないけど風があって寒い…。避難小屋に逃げ込みます。

避難小屋の玄関先に行くと、先客の方がスペースを譲っていただきました。小屋は内部で3階建て。20人くらいは泊まれそうだけど、入り口の土間が狭いので休憩するのは5人くらいが限界でした。外よりは温かいけど、一度冷えた体は温かくならず…。午後ほど良い予報なので粘りたい気持ちもあったけど、下山することにしました。


小屋かと思ってた大きな建物はトイレでした


こちらが避難小屋


白神岳の山頂


白神山地の核心部かな

晴れなくて残念だけど山頂をあとにします

開けて展望のある山頂周辺で晴れてほしかったんですけどね~。天気ばっかりは仕方ない…。稜線から離れて少し下ると、海側から日向の部分が広がってきます。空も青い部分が増えてきました。眼下には黄や茶に染まったブナ林。その先には日本海の海岸線。全体的には残念な空模様だったけど、この景色が見れたのでヨシとしましょう。


天気が好転しないので下山するとします


日が当たってきた!


稜線から離れて下り出すと晴れてきた!


蟶山への尾根


少しアップで!


白神岳の山頂あたり


蔦がいい感じに色付いてる


稜線の下にはしっとりとした紅葉も

帰りは蟶山にも立ち寄っておきます

もうこれで晴れるのかと思ってたら、なんだかまた雲が盛り返してきて…。下りのブナ林は太陽当たってキンキラキン!のつもりだったのに、これじゃあ登りと同じだ…。結局のところ、白神山地が晴れたのは夕方になってからでした。帰りは蟶山に立ち寄ります。踏み跡があり、山頂には看板もありました。

蟶山からは一気下り。一気に下るもんで、ブナも終わりかけ→盛り→色付き始め…と巡りが早かったです。蟶山トラバースからは、なかなか標高下げません。距離との戦い。登山口までの間延び区間がせめて半分ならなあ…と思ったりします。それでも、登り3時間ちょい、下り3時間くらい。そんなに長い山ってことはないか…。ガイドブックが長すぎ!世界遺産を意識してるかな?


帰りは蟶山に立ち寄ります


蟶山直下のブナの紅葉


あっという間に紅葉はおしまい

下山後の温泉&ラーメン

下山後温泉は不老ふ死温泉へ。明日予定の乳頭山とは逆方向に10キロくらいだけど、なかなかチャンスはありませんので。600円で内湯と露天。露天が海岸端にある有名なやつ。今日はまあまあ波が高く、波と目線が同じだったので、なかなか迫力がありました。

下山後ラーメンは能代にある『多むら』へ。今風?の深いラーメン茶碗。一昨年できた店のようです。最近ハマってる喜多方や佐野のラーメンとは別の食べ物ですね。このあと明日の乳頭山に備えて、『道の駅あに』まで移動。空気が入れ替わったのか気温が下がり、道端の温度計は5℃くらい。明日の朝は冷えるかな。


温泉帰りに岬から撮った白神岳

Copyright (C) 山登りのページ ぶなぱう All rights reserved 

山登りのページ ぶなぱう

HOME年別記録 > 白神岳