昨年に引き続き、雄国沼スキー観光に行ってきました。今年は猫魔のスキー場から入って古城ヶ峰に登り、金沢峠先の神社マークのピークまで外輪を歩き、雄国沼を横断してスキー場に戻りました。一日中快晴で雄国沼を満喫です。小刻みですが、時々気持ちよく滑れるところもあり…です。
雄国沼と言えば喜多方、喜多方と言えばラーメン!山にラーメンがプラスされると、喜多方に行くモチベーションが高まります。そうは言っても、続けて同じコース周っても面白くない。なので、雄国沼の周り順も無理矢理考えたりなんかして…。狭いエリアなので、すぐにネタは尽きそうですけど。
日程: 2018年3月3日(土) 天気: 快晴! ジャンル: 山スキー エリア: 東北 磐梯吾妻 メンバー: T世 コースタイム: 猫魔スキー場上(9:15)⇒1240m丘(9:25~35)⇒1285mポコ(9:55~10:00)⇒古城ヶ峰(11:25~35)⇒神社マークピーク(13:05~15)⇒1349m丘(14:55~15:05)⇒スキー場(15:25) 登山口情報 猫魔スキー場 スノーシュー券(1000円)でスキー場トップへ 温泉:喜多方 蔵の湯(17時以降 300円) 食事:まこと食堂、大安食堂 |
前夜に安曇野を出て、深夜割引に引っかけるため栄パーキングで寝ます。4時ごろに出発して下道で喜多方へ。7時前に『まこと食堂』に到着です。まずは朝ラーですな。詳細は末尾に譲るとしまして、ラーメン食べた後、猫魔スキー場に向かいます。裏磐梯に上がるにつれ、前日の新雪が道路に残るようになってきます。前々日は雨が降ったと思われますが、少しだけど雪が降って冬の装いに戻ってくれてます。
さて、猫魔スキー場は今シーズンから1回券がなくなってます。その替わりなのか何なのか、スノーシュー券(1000円+ICカード500円)なるものができてました。実際、山に入るための1回券みたいなもん…?計画書の提出と下山報告が義務となります。このスノーシュー券は公表されてないみたいだけど、何か意味があるのかなあ…?まあ、スキー場としてはリフトを利用して山に入って欲しくないのかもね…。ちなみに、ICカードで駐車場代1000円が無料になるみたい。
天気は朝からスカッ晴れ!今日は一日もちそうです。週末の天気がイマイチな今シーズンでしたが、この週末は鉄板の晴れ予報です。リフトで1349mの丘まで上がります。歩いて登ることなく、いきなり滑ることからスタートです。控え目ではありますが樹氷が着いてて青空に映えます。空気もキリっとしてて気持ちいいです。
朝から快晴!の猫魔スキー場
さてさて、古城ヶ峰に行くことは決めてるけど、どうやって行こうか…。猫魔ヶ岳、猫石経由で稜線通しに行こうかと考えていましたが、直前になって気が変わります。1240mの丘、1285mのポコが疎林で雰囲気良さそうなので、その2つに立ち寄りながら向かうことに。1240mの丘まではタラタラ下り。堅い雪の上に薄く新雪が積もって板が走ります。時々密林ですが、樹氷の中の滑りは爽快!
スキー場トップから1240m丘へひと滑り
樹氷が青空に映えます
丘の先っぽまで行ってみます
雄国沼が見えてきました
このあと向かう古城ヶ峰が見えます
1240mの丘は樹氷付きブナの疎林具合、雄国沼の眺め…などなど、牧歌的な雰囲気のいいとこでした。ちょっとしか滑ってないけどシール貼って1285mポコへ。1285mポコはピークから南西面にかけて無木立となってます。その無木立を狙って滑ろうという目論見。ところが、吹き曝しのところは雪が飛ばされてカチンコチン。雪は堅かったけど、雄国沼に向けて滑るロケーションはよかったです。
1240m丘から1285mポコに向かいます
これが1285mポコ
1285mポコへの登り
樹林の隙間から磐梯山
古城ヶ峰
雄国山と飯豊連峰
ある程度下ったところから猫石のある尾根の裾を巻くように古城ヶ峰へ。下の平らなところは視界に乏しくやや単調。古城ヶ峰の東にあるポコの北斜面が疎林になってて良さそうなのは昨年に確認済み。今回はそこを滑りたいと考えていたのですが、吹きさらしのためカチコチで滑るに及ばず…。尾根通しで古城ヶ峰に向かいます。登るにつれ、背後の磐梯山が大きくなっていきます。左手には猪苗代湖が大きい!会津若松などの街もよく望めました。
下まで滑り降りて古城ヶ峰に向かいます
林道を横切るところから磐梯山
南には猪苗代湖
磐梯山と猫魔ヶ岳をバックに古城ヶ峰に登ります
古城ヶ峰からの飯豊連峰
ここが古城ヶ峰の山頂!
磐梯山をバックに雰囲気良いところです
会津若松の街
磐梯山アップ!
猫魔ヶ岳と遠くは吾妻山かな
古城ヶ峰の山頂は若いブナが密になってて視界イマイチ。でも雰囲気はよかった。ここから沼方向に滑るには密林過ぎて厳しい…。少し西に移動してから斜面に入ります。ブナが大きくなり、樹間も開いてきました。雪面は薄いパウダーに時々堅雪が混じります。ほんの100mの標高差だけど楽しく滑れました。
古城ヶ峰の山腹を走る林道に出たところで滑るのやめてシール貼ります。しばらく歩くと下界からの林道と合流。同時に雄国沼の西の外輪の尾根歩きに。ここは開けてて景色がすごくよかったです。右に雄国沼、左に会津の街、前方に真っ白な飯豊連峰…いつまでも歩いていれそうな快適な尾根歩きでした。
林道まで滑って3回目のシール装着
林道を金沢峠方面に向かいます
林道と合流すると展望が開けます
稜線歩きが快適この上ないです
左から1240m丘、猫魔ヶ岳、磐梯山
喜多方の街と飯豊連峰
金沢峠 トイレが見えます
鋭いピークは巻いて通過
神社マークのあるピークへの登り
ニッコウキスゲの頃はシャトルバスが金沢峠まで上がってきます。去年の夏に来ましたが、モジャモジャだった夏とは一変、一面の雪原です。トイレは何とか見えてました。金沢峠から少しの登りで地形図に神社マークのあるピークへ。雄国沼の西側からの斜面としては、この神社マークのあるポコからのが滑るには一番良さそうです。なんと言っても雄国沼に向かって滑るロケーションが最高!雪もボチボチなザラメ!
神社マークのあるピーク
飯豊
ここを雄国沼に向けて滑ります
滑り終わって振り返ります
滑った勢いで雄国沼の湖上へ。ここで4回目のシール装着。雄国沼を突っ切ります。対岸まで結構あったなあ…。景色は最高だけど、さすがに飽きます…。対岸に渡って本日2度目の1240mの丘へ。だいぶ落ちたけど、樹氷がまだ残っていました。今日は暑くなるのかと思いきや、わりと低い気温で経過したようです。新雪はまだサラサラですし。1240mの丘からスキー場までが長かった…。最後が登りですからね~。
1349mの丘でスキー場に戻れますが、もう少し探索してみます。猫魔ヶ岳とのコルまで下りて、そこからゲレンデまでコース外滑降。大きなブナの良い斜面だけど、如何せん雪が深くて重かったです。まともに滑れず…。ブナ林の中なのでパウダーが温存されてると思ってましたが違いました。斜度が緩くなったあたりでゲレンデに合流。無事下山であります。
沼の上で4度目のシール装着
雄国山と遠くは吾妻山
雄国沼を突っ切って猫魔スキー場へ戻ります
雄国山と休憩舎 左の山はニセ雄国
沼の横断完了
最後に250mの登りが待っています
1240m丘より
朝イチで滑った斜面かな
スキー場のトップに戻ってきました
猫魔ヶ岳のコルまで滑ってスキー場の方へと滑っておしまい
さて、下山後ラーメンです。朝、昼が中心な喜多方ラーメン、夕方営業してるのは少数派です。今回は『大安食堂』に行ってみました。お客さんは誰もいない…。口コミの数も点も控え目ですが、かなり美味しかったです。とくに麺が!きっと喜多方ラーメンは全体のレベルが高いんでしょうね。
今日はラーメン優先だったので、温泉はこれから。明日は那須に行くので、少し移動してもよかったけど、結局は喜多方の道の駅へ。もう夕方…、温泉に入ってそのまま泊まれますから。那須までは2時間程度なので、明日の朝に移動しよう。