トップページ        

山行記録      
  すべての山行記録(山域別)
  すべての山行記録(日にち順)

山スキー      
  山スキーの記録(山域別)
  山スキーの記録(日にち順)
  山スキーマップ
  山スキー他の動画(You Tube)

沢登り       
  沢登りの記録(山域別)
  沢登りの記録(日にち順)

長期山行      
  北アルプス全山縦走(1998年)
  南アルプス全山縦走(1997年、1999年)
  北海道の山旅(2006年) 
  北海道の山旅(2002年)

百名山など     
  いろんな百名山の進捗リスト
  信州ふるさと120山の進捗リスト
  紅葉の山登り

ご当地グルメ     
  喜多方ラーメン
  山形の肉そば
  讃岐うどん

その他       
  自己紹介
  リンク
 
過去のトップページの写真発掘
  メール 


阿蘇 中岳から高岳

阿蘇の中岳、高岳を歩いてきました。昨日の霧島が30年ぶりなら、今日の阿蘇は25年ぶりとなります。25年前は仙酔峡から登りました。昨日の霧島もしかり、やっぱり火山はロケーションが素晴らしいですね。阿蘇なんてバリバリの活火山だし。日本離れした景観は日本にいくつもあるけど、阿蘇はその中でも日本離れしてますね。登ってもヨシ!眺めてもヨシ!の阿蘇でした。

日程 2019年1月4日(金) 天気 快晴!

ジャンル ハイキング

エリア 九州 阿蘇

メンバー T世

コースタイム 

阿蘇山上広場(8:25)⇒砂千里ヶ浜(8:50)⇒南岳(9:50)⇒中岳(10:10~20)⇒高岳(10:35)⇒天狗の舞台(10:55~11:35)⇒月見小屋(11:45)⇒中岳(12:10)⇒南岳(12:25)⇒砂千里ヶ浜(13:05)⇒火口見物(13:15~10)⇒阿蘇山上広場(13:55)

登山口情報

阿蘇山上広場には無料駐車場と有料駐車場(410円)
  ※長時間駐車は有料へと書いてある
砂千里ヶ浜まで有料道路(普通車800円)があって車で登れるが、開通が9時と遅く、火山ガスの影響でしばしば閉鎖される。火山ガスの規制は火口見学が対象のようで、登山の場合は入れるようですが、確実ではないので要確認

温泉: 小倉南区 くさみ温泉(750円) 

食事: 金田家(行橋市)


■2018-19 年末年始は九州の山々へ!

2018-19年末年始は8泊9日で九州へ。昨年も九州だったので2年連続となります。東北スキー三昧もいいんですが、天気が悪いことが多いので山はなかなか楽しめません…。スキー場ばかりも大変だし…。それに比べると年末年始の九州は気楽に山を楽しめます。夏場は不快な低い山も快適ですし。今年は天気にも恵まれて、計画してた山に全部登れちゃいました!ただ、九州は遠いです…。高速使わざるを得ないので金もかかるし…。

  12/29 須磨アルプス須磨アルプス  都会と海の展望がおもしろい! 
  12/30 脊振山  登山口では晴れだったのに山頂では雪模様に 
  12/31 俵山  阿蘇五岳を南から眺めてきました カルデラの景観がスバラシイ!
  1/1  三角岳  宇土半島の先っぽにある山に登ってきました
  1/2  市房山  お見事な霧氷で期待以上の市房山でした
  1/3  霧島 韓国岳  大浪池ごしの韓国岳が印象的でした!
  1/4  阿蘇 中岳から高岳  活火山を間近に感じながらの山歩き
 ※詳細リストはページの一番下 こちらから

昨日の夕方の地震が心配でしたが、朝のニュースでは特に大きな被害は出てなさそう。予定通り阿蘇に行きましょう。夜明けと共にヘリが飛んでたので、恐らく取材か何かでしょう。8時ごろには今は営業してないロープウェイの山麓駅の駐車場に。長時間駐車の場合は有料に…とありますが、ガラガラなので無料に停めさせてもらいます。

一応今日は平日。登山っぽい人は少な目。有料道路を車で登れば短縮できるけど、ゲート開くのが9時だし、風向きによってはすぐに閉鎖になります。ということで、ここからスタート。有料道路のゲートのおじさんに火口付近の安全確認はまだできてないので、火口に近付かずに登山道に入れと言われました。

有料道路脇の歩道を歩いて砂千里ヶ浜へ

火口規制中の時は登山もダメなのかと思ってましたが、登山の場合はあまり関係ないようでした。実際、火口と登山道の入口は結構離れてましたし。時間も9時前でも問題なさそうです。ただ、風向きと火山ガスによっては厳しい状況の時もありそうです。

歩いて登る場合はゲートからでなく、今は営業してない建物を回りこんで入るようになっていました。あとは車道横の歩道を登っていきます。昨日に引き続き今日も快晴。ただ、西側から登っていくので、朝の早い時間は日当たり悪いです。


火口への遊歩道は車道から離れたところから入るようになっていました


歩道を歩いて砂千里ヶ浜へ


ここから登山の領域

砂千里ヶ浜を突っ切って南岳へ

砂千里ヶ浜を突っ切ります。ここは月か火星か…って感じです。砂千里の縁の小尾根に登山道は付けられています。小高くなるので眺めもいいです。小尾根が終わって、今日最大の登りであります南岳への登り。グングン高度を稼ぎます。火口や砂千里を見下ろすようになります。


砂千里ヶ浜の中の遊歩道を進みmす


砂千里の脇の高台に登山道は付けられています


南岳から中岳にかけての稜線 火口壁なのかな?


いったん南岳の基部へと下ります


南岳への登りは日陰


一気に登るので高度感が出てきます

南岳まで登ると展望が一気に開けてきます

登山道が斜面から尾根になり、もうひと頑張りで南岳。はじめはここが中岳なのかと思ってました。実際にここが中岳の方がいいのに…。中岳と高岳は近過ぎ。南岳から中岳の間は最高に眺めがよかったです。疲れを感じないです。砂千里や火口が箱庭のように見下ろせます。


登ってきた尾根 南側の外輪山が見えています


砂千里ヶ浜を見下ろします


南岳への登り


噴煙を上げる火口が見えてきました


中岳への稜線と地層のように見える火口壁


雄大な景色ですね~ 烏帽子岳が見えています


火口と烏帽子岳と杵島岳


阿蘇最高峰の高岳


根子岳が見える


火口のアップ!


南岳から中岳への稜線 地図に稜線漫歩と書いてあったけどまさにその通り


展望のよい稜線歩き


エアリアに『稜線漫歩』と書いてあったところだ


飛行機が通ったので

中岳からの展望は阿蘇で屈指なのでは?

今日のコースはずっと景色のよいルートですが、その中でも今日一番はここ中岳でしょう。チョコンと飛び出した位置にあるので、グルリと360度見渡せます。見渡せる景色も抜群ですし…。天気もバッチリ!ちょっと風があって寒いのが難点だけど、1月だから仕方ない。


中岳山頂


山頂からの景色は雄大そのもの!


雲仙まで見えています

中岳を過ぎると九重連山が見えてきます

中岳から高岳は、南岳から中岳より近いかな。標高差は少しありますが。中岳でカクンと東に向きを変えます。すると九重連山が見えてきます。カルデラ、外輪山越しの見え方がまたいいですね~。砂千里、南岳、中岳…と荒涼としてて、動植物が近寄れない雰囲気でしたが、火口から少し離れるためか、高岳あたりはだいぶ温かみが出てきたような…


中岳を過ぎると九重連山が見えてきまし


高岳へは緩やかに登っていきます

阿蘇五岳の最高峰であります高岳へ

高岳に到着!仙酔峡からのロープウェイは今は運休中です。…というか、もう廃墟ですね。再開できるとは思えない感じです。ロープウェイ沿いの登山道も閉鎖中。仙酔峡から直で高岳に登る登山道は開いてます。25年前はこれを登ってきたんですが、ほとんど記憶にございません…。


高岳から西側の展望


阿蘇の最高峰です


高岳は急峻で高度感があります

天狗の舞台に立ち寄ってみましょう

せっかく来たんだし、天狗の舞台まで稜線を歩いて、月見小屋経由で周回ルートを歩きましょう。天狗の舞台までの稜線も気分よく歩けました。カルデラ越しの九重連山を見ながらの稜線漫歩です。天狗の舞台あたりは樹木がしっかり生えています。火口からだいぶ離れますからね。

高岳で引き返さず天狗の舞台まで歩いた人へのご褒美は…。高岳からは見えなかった根子岳が見えること。日ノ尾峠を隔てて特異な山容の根子岳が聳えています。前に根子岳に登ったけど、登ってる時だけガスガスで、登山前後は晴れてたという…ツキのない山。根子岳はリベンジしたい山です。また、生きているうちに根子岳までの縦走路が開通したら、ぜひとも歩いておきたいです。これは昨日の霧島の韓国岳~高千穂峰もしかり。霧島の方が現実的かな~


運休中のロープウェイの駅 再起不能に見える


高岳の南側は埋まったと思われる火口跡


左手に九重連山を見ながらの稜線歩き


あれが天狗の舞台


高岳の北面は険しいです


天狗の舞台からしたたる水が凍ったのか?


根子岳がよく見えるところで大休止です


高岳山頂からは見えない景色 得した気分

月見小屋経由で来た道へと戻ります

天狗の舞台で展望を堪能し、月見小屋へと下っていきます。高岳の南面はだだっ広い平原となっています。昔は火口だったけど、今は埋まって平らになったみたいな感じ。草千里ほど緑緑してないけど、砂千里のような砂漠って感じもない、ちょうど中間みたいなところでした。その中に月見小屋が建っていました。遠くの展望はないけど、また変わった景色を見れました。天狗の舞台といい、月見小屋あたりの平原といい、少し所要時間は増えるけど、行って損はないかな~。いいとこを余分に歩けるということで。


いつか根子岳まで歩いてみたいが開通の見込みはあるんかいな?


このあたり踏み跡は薄い


天狗の舞台は溶岩ドームなのかな?


月見小屋 名前はいいけどただの避難小屋かな


天狗の舞台が遠ざかります


見えてる稜線の先で登りルートと合流します

あとは展望を楽しみながら来た道を戻ります

高岳の基部からは往路を戻ることになります。往きほどの新鮮さはないけど、歩く向きが変わり、太陽も高くなったので雰囲気は変わる…変わってるはずだ…と思いながら歩いてました。景色は相変わらず素晴らしいけど、雲が増えてきて太陽が隠れる時間が多くなってきました。


すぐ先で来た道に合流


外輪山とカルデラが


中岳へと向かいます


もう一度火口周辺の展望を


次は南岳へ


根子岳も見納めかな


阿蘇の南側のカルデラ


南岳からの下り


砂千里ヶ浜を歩く頃には雲が増えてきた

せっかくなので火口見学もしておきましょう

砂千里を歩くころには、ほぼ全面雲に覆われてしまいました。せっかくなので火口見学。火口見学は中学の修学旅行以来。その時は翌日噴火したという、恐ろしい…。ロープウェイの駅の屋根を噴石が貫通して穴が開いた…とニュースでやってたのを思い出します。当時だって常時観測してただろうに、兆候はなかったんかいな。あとは車道横を歩いて終わりなんですが、車で登った方が楽だったなあ…と思ったのでした。

残る阿蘇五岳は烏帽子岳と杵島岳。次に九州に来る時の候補にしよう。


火山ガス規制の区分を書いた標識


火口には池が


何度くらいあるんだろう?

下山後は夢大吊橋、行橋のラーメン屋へ

これで今回の九州、山の部は予定終了。予定していた山に全部登れちゃいました。前半は天気悪い時もあったけど、最後の3日は天気にも山にも恵まれました。

あわよくば耶馬渓観光をと考えてたけど、ゆっくり回るには時間が足りない…。九重夢大吊橋に寄ってみることに。前に来た時は駐車場に入る車で渋滞していました。今日なら空いてそうということで。予備知識はほとんどなし。吊橋渡るのに500円!せっかく来たんだから仕方ないですね…。完全に観光用の吊橋なんですね。これはこれですごい吊橋だけど、なんかいまいちピンとこない感じでした。

そして、行橋にある金田家というラーメン屋へ。激戦の福岡県の中でもかなり上位にある店。行列必至かと思いきや、あっさり席に着けました。お味の方は…期待より下だったなあ…。まあ、好みもあるんだろうけど、気合入れてきただけにガッカリ感が大きかったです。今回のラーメン、一番は博多一双だな。

小倉南区にあるくさみ温泉で遅い入浴。もう遅かったけど近くに道の駅はない…。九州を離れ、山口県に渡って道の駅きくがわへ。もうあとは帰るだけだ…





翌日は元乃隅稲成神社のあと束の間の帰省

翌日は赤い鳥居が海岸に向かって連続する元乃隅稲成神社へ。朝は雨が降ってましたが、近付くにつれて雨は上がり、薄日が差す程度にまで回復してくれました。

行動 天気 車中泊 温泉
グルメ
12/29  須磨アルプス  晴れ時々くもり  道の駅うすい  ジェームス山 月の湯舟(430円)
 博多ラーメン 博多一双
12/30  脊振山  晴れのち雪   道の駅くるめ   吉野ヶ里温泉(700円)
 久留米 大砲ラーメン
12/31  俵山  晴れ時々くもり  上天草サンパール  久木野温泉 四季の森(300円)
 熊本ラーメン 桂花 ゆめタウン店
1/1  三角岳  くもり  道の駅 坂本  スパ・タラソ天草(500円)
 玉名ラーメン 桃苑
1/2  市房山  晴れ時々くもり  道の駅 フェニックス  湯山温泉 元湯(300円)
 チキン南蛮 おぐら
1/3  霧島 韓国岳  快晴!  道の駅 北竜  霧島 神乃湯(370円)
 コンビニ
1/4  阿蘇 中岳、高岳  快晴!  道の駅 きくがわ  くさみ温泉(750円)
 行橋 金田家
1/5  元乃隅稲成神社  くもり  実家  田万川温泉 憩いの湯(410円)
 実家
1/6  信州へ  雨のちくもり    家
 豊科 丸亀製麺

Copyright (C) 山登りのページ ぶなぱう All rights reserved 

山登りのページ ぶなぱう

HOME年別記録 > 阿蘇