大渚山 山スキー
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アプローチは小谷温泉から湯峠経由で大渚山へ。山頂から南面を滑降し、大草連の集落まで降りました |
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山域 |
頚城 大渚山 |
山行日時 |
2004年1月12日(祝) |
天気 |
快晴 |
登山形態 |
山スキー |
メンバー |
A野、N村、T世 |
行程 |
小谷温泉⇒湯峠⇒大渚山⇒大草連 |
温泉 |
山田旅館(500円) 小谷村HP 秘湯名湯めぐり |
成人の日がらみの3連休。当初は霞沢岳にでも登ろうかと計画していたが、天気予報が悪かったので中止にし、天気のマシな日を狙って山スキーに行くことに。ところが、ふたを開けてみると天気が悪かったのは初日の土曜日だけで、あとの2日は冬晴れ。十分、霞沢岳を楽しめそうな天気であった。それでも、大渚山は天気に恵まれ、スキーを楽しむことができた。
今年は冬の訪れが遅く、年末にまとまった雪が降ったものの、その後が続かない。大渚山のある小谷村も例に漏れず雪が少ない状態。例年の半分くらいではないか・・・?しっかり雪が降るとブッシュが埋まって、真っ白な大斜面となるのだが、今回はまだブッシュがあちこちに出ており、大滑降ができる状態ではなかった。また、天気がよかった反面、雪は腐り気味で重かった。
小谷温泉(9:30発)⇒湯峠(11:25)⇒大渚山(13:05〜14:00)⇒大草連集落(15:00) |
大渚山の山スキーはこれで3度目。1回目は4月に熱湯から直接登り、登ったルートを滑降。この時はもう雪はかなり少なく、最後の樹林が密になったところは地肌がかなり出ていた。2度目は3月で、小谷温泉から湯峠経由で登り、南面を大草連まで滑降した。今回も湯峠経由で登り、大草連へ滑り降りることに。
当日は朝7時にウチで集合し、車2台で小谷温泉を目指す。今朝はかなり冷え込んでいて、自宅付近でマイナス10度くらい。白馬村ではマイナス13度まで下がっていて、ダイヤモンドダストを見ることができた。下山地点である大草連の集落に1台を止めておく。そして小谷温泉へ。いつもだと小谷温泉のすぐ先で通行止めになるのだが、今日は先まで入れた。林道から離れるあたりに車を置いて出発。
気持ちのよい林をトレースして湯峠へ
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雨飾荘の手前から車道を離れ、湯峠に向けてショートカット。湯峠までの間は気持ちのよい林の中を、緩急を繰り返しながらクロカン気分で登る。途中のブナ林などは雰囲気が最高だ。1時間チョイで林道に出て、それからは林道を歩いて湯峠へ。
空気は冷たいはずなのだが、太陽が当たっているので登っていると汗をかくほどだ。滑るのは南面なので、あまり天気がよいとすぐに雪が腐りそうで心配だった。 |
湯峠付近から大渚山を望む
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湯峠でしばらく休憩。ここからが本格的な登りだ。湯峠からの尾根道では、霧氷(?)が潅木を覆っていて、幻想的な景色だった。このあたりから見る大渚山はとても立派だ。とても1500mそこそこの山とは思えない。
大渚山本体の登りにかかる。まだ雪が少ないのだろう、ブッシュがいつもよりもかなり多いような気がする。あと2m雪が積もっていれば、だいぶ楽に登っていけるのだが・・・。 |
大渚山からは後立山の眺めが素晴らしい
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山頂は結構風が吹いていたので、写真だけ撮って風のない窪地で落ち着く。展望はやや霞がかかっているものの、雲はうす雲のみで最高だ。後立山の眺めがとくに素晴らしい。
弱層テスト、腹ごしらえ、滑降準備・・・。A野君が滑るルートを確認している。かなりブッシュが濃いので、しっかりよい斜面を見極めたいところだ。これまでは、山頂から東にトラバースしてから大斜面に滑り込んでいた。今回は西側よりにルートを取り、牧場のようなところに直接滑り込むことにした。 |
大渚山の山頂付近
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山頂からの滑り出しは、やや雪が重かったもののまずまず。しかし、そのあとはブッシュに阻まれて大滑降とはいかない。ブッシュの薄いところをあちこちと探しながら滑っていた。雪は通してやや重だった。南面だから仕方ないか・・・。
牧場(?)に滑り込む斜面は樹林が薄く、唯一飛ばすことができる斜面だった。牧場(?)まで来ると傾斜が落ち、また雪も硬くて重いので、すでに下山モードだった。
牧場の末端からは、地元のおじさんが歩いた跡を追いかけて、大草連の集落まで滑り降りた。そして、山田旅館の温泉に入って汗を流す。白馬村ではスキー客の渋滞に捕まりながら、夕方6時くらいに自宅に戻った。 |
大渚山から大草連への滑降コース
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