2018年紀伊半島観光1日目
膝が悪くて山に行けないから観光企画第二弾は紀伊半島。山ばかり行ってたら、紀伊半島はまず行かないところ。こんな時でもないと行くことのできない紀伊半島にあえて行っておきましょう。でないと、一生行かないかもしれないので。
紀伊半島は学生時代にバイクで1周しました。今回は30年ぶり2度目の紀伊半島となります。ほとんど記憶にございません。
夕方7時前に安曇野を出発。勝川まで頑張って下道です。東名阪を走り、伊勢道に入ったところで仮眠です。ここまで来れば混まないでしょう。夜中は雨が降りました。起きる頃に雨は上がります。このまま回復してくれれば観光日和になるかな。高速は尾鷲までつながってましたが、勢和多紀インターで降りて下道へ。ケチるというより、下道の方が観光気分を味わえますのでね。
行動 | 天気 | 車中泊 | 温泉 | |
グルメ | ||||
9/22 | 鬼ヶ城、速玉大社、瀞峡 | くもり時々晴れ | 道の駅 ほんぐう | 入鹿温泉 瀞流荘(620円) |
新宮 速水 | ||||
9/23 | 那智の滝、潮岬、他 | 晴れ時々曇り | 道の駅 日高川 | とれとれの湯(750円) |
串本 萬口 | ||||
9/24 | 生石高原、あらぎ島 | 晴れ時々くもり | ||
和歌山ラーメン 正善 |
最初の観光地は熊野市の鬼ヶ城。半島状になったところの海岸線に遊歩道があって、それを一周するつもりが、遊歩道が崩落してて通行止めだそうな。駐車場からすぐの千畳敷までしか行けません。楽しそうだったのに残念…。でもまあ、写真でよく見る景色が千畳敷だったのでヨシとしましょう!浸食具合がすごいですね。まるで鍾乳洞です。これだけえぐられた海岸線もあまりないのでは?
初っ端は鬼ヶ城
朝イチなのでまだ賑わってません
すごい浸食のされ方です
いい感じの海岸です
千畳敷
この先は遊歩道崩壊で通行禁止となっていました
鍾乳洞のようなえぐれ方
このトンネルは人工だろうな
熊野市から熊野川を渡ると新宮市。三重県から和歌山県へ。新宮にあるのが熊野速玉大社。なんだかややこしいけど、『熊野』ってのは三重県、和歌山県をまたいいだ紀伊半島の南部の総称のようですね。熊野川を遡ると熊野本宮大社があります。この本宮に対するのが新宮であります速玉大社ということのようです。
熊野三山のひとつであります熊野速玉大社
熊野速玉大社をリサーチ中に、その摂社である神倉神社というのを発見!階段を登った上の岩にある神社のようで、面白そうなので行ってみました。入口の鳥居をくぐると、そこからメッチャ急な階段!踊り場がないので、転ぶと下まで落ちてしまいそうです。石が湿ってるので、本当に滑りそうで怖いです。徐々に傾斜が緩み、トラバース気味に進むと神倉神社がありました。大岩がご神体のようで、それに沿うように社殿がありました。神社からは新宮市の街が一望です。観光客も結構多くて、みなさん速玉大社とセットで来るようです。テレビの撮影にも来てました。
入口の鳥居をくぐると・・・
メチャクチャ急な階段!
徐々に傾斜が緩むと・・・
岩壁に沿うように社殿が
新宮市街が一望です
帰り道
急なところは転げ落ちそうでした
新宮市内でお昼を食べておきます。食べログでまあまあ高得点の『速水』というラーメン屋へ。和歌山ラーメン発祥の井出商店直伝らしい。結構美味しかったです。食べログにはチャーハンの写真も多かったので、美味しいのかと頼みましたが、そんなでもなかったかな・・・。餃子はまずまず。
夕うどんはうどん市場 |
膝を悪くしてから、何ヶ所か棚田をまわりました。これまでは小規模な棚田ばかり。今日のこの丸山千枚田はスケールが違います。ロケーションも素晴らしいです。稲刈りが八割がた終わったタイミングってのも良かったのかなと。
棚田はオーナー制で維持されています。とはいえ、棚田の形状からして機械は使いにくいだろうから、維持するのは大変だろうな。棚田の中には何ヶ所か駐車スペースがあり、そこをベースに歩いて回れるようになってます。棚田の中を巡るより、少し離れた展望地から見る棚田の全景が素晴らしかったです。
丸山千枚田のほぼ全景
丸山千枚田の核心部
丸山千枚田の案内板
稲刈り中の田んぼも
彼岸花で縁取りされた畔
谷瀬の吊橋に行こうと思うも、時間が少し足りない感じ。なので、わりと近くにあるサブプランの瀞峡へ。雨量の多い紀伊半島らしい水量と、垂直にそそり立つ側壁が圧巻でした。
駐車場からの瀞峡
この水量と側壁が圧巻です
温泉は入鹿温泉の瀞流荘へ。宿泊施設の日帰り温泉だったのですが、畳の座敷もあってのんびりできました。佳境に入った相撲を見たりと。そして、本日の宿泊場所であります道の駅『奥熊野古道ほんぐう』へ。海際は暑そうなので、山沿いに逃げてきました。このあたり24時間営業のコンビニはなく、遅いところでも19時まで。最低限の買い出しをして道の駅へ。同業者は少ないです。まだ暑いからかな。