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駒ヶ岳(北海道)

北海道駒ヶ岳は活火山のため馬ノ背から先は規制がかかってて立ち入り禁止。法令で禁止されてるわけではなく、森林管理署の任意の規制ということです。罰則等ないことから、剣ヶ峰に登った記録がたくさん見られますね。任意とはいえ立入禁止。自己責任とはいえ、何かあったらよろしくない…。とか思いつつも登ってきました。ロケーションの素晴らしい山でした。

日程: 2019年8月13日(火) 天気: 晴れ時々曇り

ジャンル: ハイキング

エリア: 北海道 道南

メンバー: T世

コースタイム: 

六合目登山口(9:10)⇒馬ノ背(10:00~10)⇒P4(10:50)⇒P3(10:55)⇒P1(11:15~30)⇒P2(11:40)⇒馬ノ背(12:30~40)⇒六合目登山口(13:15)

登山口情報

エアリアには『6/1~10/31の9時から15時のみ登山が可能』となっていますが、そんな感じでもなさそう(要確認)。駐車場は広い。トイレあり。

温泉: ちゃっぷ林館(430円)

食事: 千歳市 麵屋 空

北海道の山々には少なからず登っておりますが、どちらかというと道南の山が手薄。今回の北海道では道南の山を中心に登る予定にしてます。帰りのフェリーを函館からにして、後半の3日くらいを道南の山で予定しました。ところが台風10号の接近やその影響でか、道南地方は後半全滅。雨マークが並んでます。目論見が見事にはずれました…

晴れてるうちに道南の山へ。北海道上陸3日目に駒ヶ岳に登ることにしました。一応入山は朝9時からとのことなので、それまでの間に函館朝市で暇つぶし。『きくよ食堂』がやたらヒットするので行ってみたけど、なんだか残念な…。温かくないホッケが出てきました。

六合目登山口から馬ノ背へ

9時ごろ6合目の登山口へ。時間外はとくに閉鎖してる雰囲気はなかったです。朝一番からでも入れたような。ま、函館朝市に行けたからいいんですが。駐車場に車を停めるや否や、アブの来襲!できるだけ車内で準備。意を決して外に出ると、人間には寄ってこないようでした。人気の山みたいで10台くらい停まっていました。その後も多数の入山あり。

六合目から馬ノ背までは一直線に伸びる道をひたすら登る感じ。幅広いのでブル道だったのかな?下界からもこの道はよく見えました。とにかく暑いです!標高は低いとはいえ、ここは北海道。こんなに暑くていいのかなあって感じでした。馬ノ背に近づき、周囲の樹林が低くなると、風通しが良くなって暑さは一段落。


六合目登山口


さっきまで雲かぶってたけど出てきた!


ブル道?が侵食されてます


まるで林道のよう


馬ノ背に向かってくそ暑いなかを登ります


大沼 駒ヶ岳の噴火でできた堰止湖

馬ノ背から剣ヶ峰へ 荒涼とした原野を

馬の背に着くころには、かかってた雲はなくなってほぼ快晴に。たくさん山に入ってるのに、どうやら剣ヶ峰に向かってる人影は見当たりません。もっとみんなバンバン登ってるのかと思っていました。誰も行ってないと少し消極的になりますが、せっかく北海道に来てるんだからと向かいます。


馬ノ背は荒涼とした草原状


馬ノ背のベンチでひと休みです


こちらは砂原岳 さっきまで雲の中だったけど晴れた!


薄い踏み跡をたどりながら剣ヶ峰へと向かいます


途中から踏み跡が明瞭に


山肌の薄黄緑がいいです


手前の丸いピークは巻きます


剣ヶ峰の岩峰群が迫ってきました


振り返るとこの雄大な景色


砂原岳 火山っぽい景色です

いよいよ剣ヶ峰の岩場へと突入です

剣ヶ峰の4峰を目指します。踏み跡はあるんですが、不明瞭な部分もあり。景色がバッチリあるので心配はないのですが。剣ヶ峰の基部からは踏み跡もハッキリしてきます。ロープもぶら下がってるので、よほどじゃないと迷うことはなさそう。久しぶりに岩を攀じ登る感覚が楽しかったです。登りながらのロケーションがとても素晴らしかったです。

岩の難易度としては、一般道だと難しい部類に入るだろうけど、岩や沢をやる人ならノープロブレムかな。


いよいよ剣ヶ峰の基部までやってきました


踏み跡を追いながら登っていきます


少し岩に取り付くと一気に高度感が増してきました


角度はあるけど岩はガバガバ


ルートさえはずさなければ大丈夫(一般道と考えると難易度高め?)


難しいところにはロープ完備!


あの岩峰がP1かな?


P4登頂です!


砂原岳と火口原と火口

P4⇒P3⇒P1⇒P2の順に登りました

P4からP1峰へと順々に越えて行くのかと思いきや、大きく4と3、2と1に分かれてます。4から3にはすぐ行けるけど、2に行くのに大きく下って巻きました。下調べしてないもんだから、巻きすぎて1峰を通り越したり…。先にP1峰に登って、そのあと2に立ち寄りました。岩登りの難易度というよりも、ルートをみつける勘の方が大事。あとリサーチと。

岩峰からの景色はとてもよかったです。火口原と砂原岳にかけての景色、噴火湾の海岸線が独特な感じかな。


垂直な岩場と噴火湾


剣ヶ峰の岩場と砂原岳が対照的


山頂からロープが垂れ下がっているのがP3


きのうまでとは打って変わって空気が澄んでいます


火口原にポッカリと穴が開いてて面白い景色


ここが剣ヶ峰


南側からの方が登りやすそうです


最後に登ったのがP2

剣ヶ峰から噴火口に立ち寄って馬ノ背に戻ります

山頂を後に砂原岳の方に向けて下っていくのですが、この下りのロケーションも素晴らしかったです。このまま砂原岳へも行きたいと思ったけど、今日のところはやめておきます。かわりに噴火口の穴を見学です。剣ヶ峰からも見えていたこの穴、かなり近くまで寄れました。


海に向かって歩いていく感じが・・・


岩場の区間は短いです


砂原岳にも立ち寄ってみたくなりますね


とにかく景色が良いので歩いてて気持ちよかったです


岩場が終わったところから振り返ります


火口への踏み跡があったので寄ってみます


これが昭和4年火口 剣ヶ峰から見るより大きいです


火口原から見る剣ヶ峰はこんな感じ

馬ノ背からくそ暑いなか登山口に下山です

馬ノ背に戻って登山口へと下ります。お昼過ぎにもかかわらず、まだまだ登ってくる人たちがたくさんいました。そして、下るにつれて暑さが戻ってきました。暑すぎるせいか?アブはいなくなってました。タイミングよく天気の良い日に駒ヶ岳に登れて満足です。


馬ノ背から大沼見ながら登山口へと下ります

下山後の温泉、ラーメンなどなど

麓に下りたところにある『ちゃっぷ林館』で温泉。ここで明日の作戦会議。天気悪くなければ道南続きで大千軒岳の予定。しかし、大崩れはしないものの雨が降る予報。道北は比較的天気が良さそう。ここは山より天気を選んで道北へ。向かいながら暑寒別岳にするか大雪山にするか決めることに。

函館から旭川方面へ大移動。途中の千歳でラーメンを食べ、北竜の道の駅まで進んで寝ました。道の駅に蚊がたくさんいて大騒ぎ。一瞬の間に数匹の蚊が車に侵入です。

行動 天気 車中泊 温泉
グルメ
8/10  フェリー  曇り時々晴れ  フェリー  フェリー
 
8/11  余市岳  くもり  西川家  湯の花 朝里殿(650円)
 おお田、彩美(札幌市)
8/12  函館へ  曇り、雨、晴れ  きこない  こもれび温泉(400円)
 味彩(函館市)
8/13  駒ヶ岳  晴れ時々くもり  サンフラワー北竜 ちゃっぷ林館(430円)
 麵屋 空(千歳市)
8/14  暑寒別岳  くもり時々晴れ  ひがしかわ道草館  サンフラワー北竜温泉(500円)
 らーめんや天金(旭川市)
8/15  大雪山  晴れ時々くもり  ちっぷべつ  森のゆ花神楽(650円)
 ラーメンの蜂屋
8/16  札幌へ  くもりのち雨  道の駅とうべつ  北のたまゆら東苗穂(440円)
 すみれ(札幌市)
8/17  函館へ  くもりのち晴れ  酸ヶ湯駐車場  乃木温泉 なごみ(430円)
 滋養軒(函館市)
8/18  八甲田大岳  晴れ時々くもり    鶴の名湯温湯温泉(250円)
 ちくに(村上市)

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