古光山&倶留尊山 プチ縦走アップダウン多くて思ったよりも骨の折れる稜線歩きでした 曽爾高原のススキ原を・・・
2016GWは西日本の山々へ! 2016年のゴールデンウィークは西への山旅です。GWはどこかでスキーしてることが多いのですが、今年は雪が少ないので歩きの山にしました。雪があったとしても、結局のところGWは似たようなところに行くことになりますし…。関西の山をかませながら四国中心で登り、最後に中国地方の山に登って戻る…という10日間の山旅。そんな山旅に青い山、白いヤマのまきchin隊がお付き合い下さいました。とっても楽しい10日を過ごしてきました! 初日に一気に四国はなかなか厳しいので、まずは関西の山に登ります。関西でも入口に近い、奈良県曽爾村の倶留尊山へ。一応三百名山です。倶留尊山だけだとしょーもなさそうなので、稜線で続いている古光山から縦走することに。古光山はアップダウンが激しく、岩稜歩きもあったりで、三百名山の倶留尊山よりも強く印象に残りましたね。オマケで古光山を付けて、ホント良かったです!
■朝から天気がイマイチですなあ・・・前日の夕方に我が家を出発し、せこく土岐まで下道を走り、御在所SAで仮眠。翌朝早く出たものの、さすがにGW初日ということで早朝から渋滞気味。集合時間に着くんかいな…と心配したけど、なんとか集合場所であります曽爾高原にギリギリ到着。心配なのは天気の方で、この時期にしては強い寒気が入っているようで、このあたりの山も冬のような空になっています。午後にかけて晴れてくるらしいので期待です! 曽爾高原下のファームガーデンでまきchin隊と合流。お亀の湯があるとこです。準備して車を1台置いといて、登山口の大峠へと向かいます。大峠には先客1台あり。天気は曇りで肌寒いです。ホントに晴れてくんのかな…?登山道の方はといいますと、のっけから急斜面です。歩きの山に慣れてないので、スキーでは使わないフクラハギがキツイ!
■稜線に出ると岩稜歩きと激しいアップダウンの連続ひと登りで稜線に出ます。急坂は一段落するも、今度は岩稜歩きとなります。ま、岩稜歩きは楽しいですな。最初のピークが五峰で、四三二峰と越え、一峰にあたるのが古光山です。低い山なんですけど、結構本格的な岩場でした。天気の方は大半が青空になって期待したら、また雲が増えてくる…みたいな煮え切らない感じ。山に雲がかからないだけマシかな。展望はところどころで得られます。これから目指す倶留尊山への山並みも確認。まだまだ遠くてずっと先。西には住塚山、兜岳&鎧岳の山並みも。古光山の山頂は岩や展望はなく、地味な山頂でした。
■古光山から後古光山へ ここも急坂の連続!古光山からの下りがこれまた強烈で、標高差200mくらいを一気下り。ロープが完備されてるからいいものの、なかったら大変だと思われます。下り切ったと思ったら、今度は後古光山に向けての激登り!古光山より60mほど低いのが救いかな。後古光山はとくに見どころナシ。下りがまた急斜面だったけど、何故かこちらには立派な階段が設置されておりました。ちょっと滑りそうで怖かったですけどね。しばらくダラダラ歩いて、グイッと下ったら片側1車線の車道に出ました。ここが長尾峠。
■長尾峠からはいよいよ倶留尊山の領域ここ長尾峠が古光山エリアと倶留尊山エリアの境目かな。ついでで付けたはずの古光山が、思いのほかハードで充実していました。時間もだいぶ食いました。長尾峠からも急な階段登り。途中で道が枝分けれして悩んだけど、そのうち開けた笹原の道に。開けると途端に強風が吹きつけてきます。よりによって小雨もパラついてきました。すぐに止んでくれたけど。風は吹きっぱなしでした。しかし、昼になるけど天気は回復してこないなあ… 亀山を越えると、写真でよく見るモヒカンの生え際沿いを歩きます。左下にはススキで有名な曽爾高原。背後には歩いてきた稜線。そして、樹林帯に入ってひと登りで料金所。私有地なので500円の入山料が必要となる珍しい山なのです。料金所がある996mのピークは日本ボソと呼ばれるピーク。あまり下調べしてなかったので、ここに来るまでここが倶留尊山だと思ってました…。倶留尊山はさらに高く、さらに先に聳えておりました…
■倶留尊山の山頂へ倶留尊山までの道も悪くはなかったんですけど、これをまた戻って来るのかと思うとゲンナリ…。倶留尊山の山頂は広いけど、展望はあまりない感じでした。まあ、歩いてきた古光山からの山並みが見えたのでヨシとしましょう!二本ボソの方が感じ良かったです。GWだから賑わってると思いきや、静かな山頂でした。三百名山ゲット!
■曽爾高原へと下ります二本ボソに登り返して、やっと今日の登りが終了。いったい何度登ったり下ったりしたことか…?右が笹原になり、下に曽爾高原のススキ原が見えるようになります。この下りはなかなか景色が楽しかったです。ススキも秋の人出はスゴイみたいだけど、GWのこの時期は閑散としてるんですね。天気も寂しい感じですし…。曽爾高原からは約2キロの車道歩きでファームガーデンへ。ゴロ太君がショートカット道を発見してくれて、少し短縮できました。
■下山後のお楽しみは・・・温泉はファームガーデン併設のお亀の湯へ。スッキリしたところで桜井市に向かい三輪素麺なぞ。千寿亭という店に入りました。一般的な素麺とは違いますね。ま、観光客向けかな。時間があれば高野山観光も考えていましたが、山で意外と時間がかかったので通過のみということで。夕方ということもあってガラガラで、駐車場に車を置いて、金剛峰寺あたりを少し歩けたので良かったです。そして、本日の宿となりますごまさんスカイタワーという道の駅へ。初日から遅くまで飲んじゃいました…
2016年のGWは山スキーはせず、四国を中心に近畿や中国地方の山を巡ってきました。10日間の長旅には青い山、白いヤマのまきchin隊が付き合ってくれました。車2台で動くので面倒な反面、登山口と下山口が変えられるという大きなメリットが!そのメリットを最大限生かす予定を組みました。登った7つの山、全て登山口と下山口が違う通り抜けルートに!ホントに中身の濃い山歩きができました。
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