善通寺五岳山縦走&讃岐うどん善通寺の西に屏風のように連なる弘法大師空海ゆかりの山へ まず1つ目の山の香色山
2016GWは西日本の山々へ! 2016年GWも6日目ということで、後半戦へ突入です!。登る山は二百名山や三百名山中心にピックアップしていましたが、この日はローカルな善通寺五岳山縦走。五岳山とは善通寺の西に屏風のように連なる、香色山、筆ノ山、我拝師山、中山、火上山の総称です。この縦走コースを知ったのは昨年の秋に讃岐富士に登った時。登山口に『空海ウォーク』のパンフレットが置いてあったからです。善通寺は空海が誕生した地。『空海ウォーク』は空海ゆかりの山を歩こうという、毎年12月頃に行われる善通寺市のイベントです。
■山に登る前に讃岐うどんわざわざ信州から来て、この善通寺五岳山に登るだけで一日を終わらせるわけにはいきません!。登る前、登った後に讃岐うどん巡りを組み込みます!泊まっていた道の駅ふれあいパークみのを5時ごろに出たのかな。まずは縦走の下山口であります鳥坂峠近くの路肩が広くなったとこにまきchin隊の車1台デポ。そして、朝6時に開店する高松の手打十段うどんバカ一代へ。なんと早朝6時にもかかわらず、既に長蛇の列…。駐車場もピンチだったけど、軽の利を生かして狭いスペースにねじ込みました。2件目は讃岐富士のたもとにあるよしやへ…行ったら休業でした。仕方ないので山に登るか。
■山に登る前に善通寺参り五岳山縦走の入山口は善通寺。駐車場(200円)に車を止め、山に登る前に参拝です。寺の名前が市の名前になってるだけあって、立派なお寺でした。ちょうどGW期間中、五重塔が特別公開になっていました。行かなかったけど…。下山後に見たら行列ができていました。この行列見たら、やっぱり行っておけばよかったか…と思いました。
■1つ目の山、香色山へ五岳山の1つめは香色山。善通寺の駐車場から登山口はすぐ。香色山は標高157mだけど、登山口が30mくらいなのでそれなりに登ります。登山道はきちんと整備されていて遊歩道みたいな感じ。登るにつれ、木々の間から善通寺の街や讃岐富士が望めます。山頂に近づくと明るい松林に。香色山の山頂は展望良好!街が近い景色がおもしろかったです。
善通寺五岳山縦走のスタート!
■2つめは急坂登って筆ノ山次の筆ノ山へは100m下って250m登ります。結構なもんですね〜。ここからは山道となります。コルで道が分かれますが、空海ウォークのルートを辿ります。荒れた竹林だったり、草ボーボーの中を歩いたりと、大きなイベントが行われたルートとは思えませんね…。筆ノ山への登りも急傾斜。このあと出てくる岩場も含め、里山ハイキング〜って感じではないです。
■五岳山最高峰の我拝師山へ3つ目の山であります我拝師山が最高峰で481mあります。筆ノ山からは160m下って、350m登ります。結構なもんですね〜。下り切ったところには車道が通っています。我拝師山への登りがしびれる登り。登るにつれ時々展望あり。『休憩所』の道標が立つところからは、讃岐平野と讃岐富士とニセ讃岐富士の数々、ぼんやり瀬戸大橋などが見えました。 傾斜が緩くなって山頂に到着です。山頂には年配のご夫婦が!なんと、2日前に笹ヶ峰に登った時、ちち山の山頂にいらっしゃった方でした!こんなマイナーな山で再会とはこれビックリ!青森から日数かけて回られているようでした。我拝師山の山頂は樹林に囲まれてて展望がないので、下ったところにある奥ノ院まで進むことに。
■我拝師山から奥ノ院へは岩場の難所我拝師山から奥ノ院のあるコルまでは120m下ります。そのあと中山へと80mほどの登り。我拝師山から奥ノ院まへの下りが岩場になっています。空海身投げ伝説の岩場『捨身ヶ嶽』のあるところです。ややこしい箇所には鎖が付けられています。低い山ですが、高度感のあるロケーションが素晴らしいですね。
■奥ノ院は我拝師山中腹のすごいとこに建ってますコルまで下り切る前のところに出釈迦寺奥ノ院があります。ここは下界からもよく見えます。下から車で登ってこれるみたいで、チラホラ人がいました。ここだけみると、下界で寺社巡りしてるみたいです。ここのベンチで中休止。そして中山へ。中山に登る途中から見る奥ノ院が絶景でした。写真の通りでございます!
■中山から火上山はオマケだな・・・奥ノ院の絶景を見つつ登っていると、いつの間にか中山の山頂。展望はないし、道も荒れ気味で既に消化試合の様相。中山から火上山へは150m弱下って、100mちょい登ります。火上山の山頂も展望なくむさ苦しい感じ。とっとと下りましょう。火上山の山頂からは鳥坂峠へと続く尾根を辿らず、90度左の尾根を降ります。途中からトラバースして鳥坂峠への尾根に復帰。なんだかややこしかったです。標識も『空海ウォーク』と『五岳山縦走』というのがあって、微妙にルートが違ってるような…?
■下山後のお楽しみは・・・ 鳥坂まんじゅうと讃岐うどん鳥坂峠に無事下山!デポ車は右ですが、左に進みます。左には気になっていた『鳥坂まんじゅう』が。なんと!行列ができているじゃ〜あーりませんか!こんなところに行列のできる饅頭屋があったとは…。並ぶしかないですね。結構待たされましたが無事ゲット!一口サイズの蒸したて饅頭を頂きました。そして、デポしておいた車に戻ります。 善通寺に車を回収に行き、そして下山後の讃岐うどんであります。宇多津町にある『おか泉』へ。ここも有名店。昨日この前を通った時も、蛇行する行列ができていました。果たして今日は如何に…。夕方4時頃という中途半端な時間にもかかわらず、やっぱり行列ができていました。そこそこ待ったとは思いますが、なんだか行列慣れしてきたみたい。4人で並んでると苦痛も感じないし。風が強かったのだけがタマニキズ…。 おか泉のうどんを頂いたあとは、明日の赤石山に備えて西進。道の駅とよはままで移動。この日も翌日早いというのに、遅くまで飲んでしまいました…。
2016年のGWは山スキーはせず、四国を中心に近畿や中国地方の山を巡ってきました。10日間の長旅には青い山、白いヤマのまきchin隊が付き合ってくれました。車2台で動くので面倒な反面、登山口と下山口が変えられるという大きなメリットが!そのメリットを最大限生かす予定を組みました。登った7つの山、全て登山口と下山口が違う通り抜けルートに!ホントに中身の濃い山歩きができました。
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