大渚山 山スキー![]() ブナの台地を登ります
大渚山のルート図 今週末はマツキン山スキー部(実在しない)の新年会。土曜日に大渚山に登り、夜は宴会して、翌日は赤禿山に登るという計画であります。で、今日は大渚山。初心者含む10名の大所帯ですので、大草連から登って、登った台地をそのまんま降りてくるという無難なルート。大渚山特有?の重い雪に登りも滑りも雪まみれになりながらの楽しい山スキーでございました。
台地に乗ってからはラッセルが楽になります。適当なところで後から追い付いてきた2人組に先を譲ります。なかなか強力な2人組でしたね〜。あとは付いていけば楽ちんだったのですが、みなさんラッセル心に火が着いていて、トレースがあるにもかかわらずラッセル大会継続。無駄に2本のトレースが付くことになったのでした。そのうちN田組も追い付いてきて、先に登っていきました。このままラッセルやってたら山頂に届かない雰囲気になったので、山頂まであと100mくらいのところでラッセル大会おしまいにし、先行者のトレースを使わせてもらいました。
登り始めた時は晴れていたんですが、大渚山頂稜に着く頃にはすっかり太陽は隠れてしまって小雪模様に。初大渚山の人も何人かいたので、晴れればよかったんですけどね。滑る準備をしていると、続々とあとから登ってきます。外人さん3人組も登ってきました。その中のサンタクロースみたいな髭モジャのおじいさんは、秋に雨飾山の山頂で会った人でした。アラスカから来て白馬でガイドをやってるそうな・・・。「山スキー」って雰囲気なのはウチらだけで、今日見たあとの人はみんなド太い板を履いた「バックカントリー」風の人だったなあ〜。大渚山もその世界になってしまうのか・・・? ![]() ラッセルを交代しながら進みます さて滑りですが、やっぱり雪が重いですね〜。軽い雪だったら手頃な斜度なんですが、この重さだと全体的に斜度不足。板の走りがよくないです。悪雪ではないんですが・・・。デビューしたてのお二人は、だいぶ山の雪にも慣れてはきたものの、雪と遊んでましたね〜。さすがにゲレンデではこんな雪はありませんので。転んだら起き上がるのが大変で、転ばないでおこうと思ったら滑れないという悪循環。数こなすうちに慣れていくことでしょう。 そんなこんなで手間を食い、思ったよりやや遅い下山となりました。まあ、新年会がずれ込むだけですが・・・。天気はいま一つだったけど山頂以外は寒くはなく、雪も小雪程度ですんで、ボチボチの一日ってとこでしょうかね。下山後は10年ぶりくらいにサンテインおたり(温泉)へ。前評判がよくないぶん、悪くない印象でした。このあとスーパーで買い出しして、穂高の有明にあるK家の別荘で新年会となったのであります。いつものことながら明日があるのに飲み出したら歯止めがきかず、二日酔いの朝を迎えることになったのでした。
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