展望期待の山その2の霞沢岳も、その1の唐沢岳に続き天気悪くて残念
8月1日(土) 天気: くもり |
上高地(5:30発)⇒明神(6:09〜20)⇒徳本峠(8:25〜9:15)⇒J.P(9:56〜10:07)⇒K1(11:44〜55)⇒霞沢岳(12:24〜12:50)⇒K1(13:14〜20)⇒J.P(14:39〜45)⇒徳本峠(15:14着) |
天気予報はくもり時々晴れ。今日から8月というのに、まだ梅雨は明けない。いったいどうなっているのだろう・・・。小梨平は稜線のテン場とは明らかに違っており、普通のキャンパーのほうが多かった。稜線だとだいたいテントの種類は限定されるが、ここは山では見ないテントがたくさんあって、テントの展示会のようだった。 靴を履くとすぐ、足に濡れている感触が伝わってきた。先が心配だ。明神で少し休んで、徳本峠への登りにかかる。はじめは沢沿いの緩い登り。ここらは蚊が多く、動いているのに逃げない。そのうち急になってきたが、終始適度な傾斜でジグザグがつけてあり、重荷には大変助かった。最後の水場で4L汲んで、また4キロ重くなった。 小屋へテントの受付に行くと、小屋の人たちはアットホームな雰囲気で食事中。まあ、そんなかんじの時間だ。小屋の人たちはみんないい感じだった。そしてテントを張る。すでに2張りあったが、どちらも空っぽ。霞沢岳をピストンしに行っているのだろう。 今はガスだが、山頂に着く頃には晴れて、穂高の展望を見てみたい。ジャンクションピークに登りつくが、樹林帯で穂高側の展望はなし。ここから小さなアップダウンを繰り返す。K1への登りが始まるまでに6回ほど登り降りした。覚えておいて、帰りの参考にしよう。この間ずっとジメジメしていたが、6個目の小ピークは少し開けていたので休む。 K1への登りは急傾斜で、直に登っていたので大変疲れた。ここでやっと森林限界となり、すぐにK1。景色が良さそうなところだが、ここは足元以外は霧でなにも見えない。一瞬でいいから晴れてくれて、ここからの穂高を見てみたい。K2から本峰の間は南側を巻き気味でルートがついている。この間はハクサンフウロが密集したお花畑になっていた。 山頂に着くが、相変わらずガスで真っ白。だが、なんとなく日の気配が感じられた。かなり早く着いたので、晴れてくれることを期待して、少し粘ってみることにした。それにしてもすごい虫だ。図太い根性をしていて、触っても逃げない虫もいた。しまいには蝶々まで止まってくる始末。この虫の多さにウンザリして、粘るつもりだったが帰ることに。唐沢岳に続き、展望期待の山の1つの霞沢岳も展望なしに終わってしまった。徳本峠までの帰り道は、ことのほかつまらなかった。 テン場に戻り、ビールを買って飲む。塩尻からと横浜からの人とずっとしゃべっていた。塩尻の人は単独なのに4人用のテントで、しかも家庭用の鍋や包丁を持ってきていた。塩尻の人と一緒にメシを食い、そのあと45秒で着くという展望台に行ってみた。明神岳の山頂が見えたような、そうでないような・・・。明日の朝に期待だ!でも、天気予報では、まだ2〜3日はぐずつくと言っていた。 |