2日目 餓鬼岳⇒唐沢岳⇒餓鬼岳

      唐沢岳は展望期待の山だったのに、天候に恵まれず残念・・・

北アルプス全山縦走 目次  概念図   2日目  ⇒ 3日目 餓鬼岳〜燕岳〜大天井岳
7月24日(金) 天気: くもり一時雨
テン場(9:01発)⇒最低コル(10:22)⇒唐沢岳(11:36〜12:06)⇒餓鬼のコブ(12:58〜13:05)⇒テン場(13:45着)

目覚ましは5時前にセットしていて、目は覚めたもののガスが立ち込めていたのでまた寝た。2度寝、3度寝と繰り返し、ちゃんと起きたのは8時半だった。まあ、今日は唐沢岳を往復するだけなので、ゆっくり出ていっても大丈夫だ。下界の天気予報は「くもりで昼頃雨」ということだ。東海上にはまだ前線が南北に停滞しているのだろう。トイレに行くと土禁だった。知っていたらサンダルで行ったのに・・・。

9時に出る。小屋の前でシャッターを頼まれ、山頂でもシャッターを頼まれた。そして長話をしていた。山頂にいた人は、ここに登ってくる時、嫁さんがバテてしまい、夜9時に小屋に着いたそうだ。しばらくハイマツと花崗岩の気持ちの良い尾根道。そして進路を右に変え、一気に下って樹林帯に入った。稜線から離れると暑く、汗がポタポタと落ちてくる。タオルを忘れたのは失敗だった。下り切ってからは緩いアップダウンを繰り返しながら、最後にグッと登って唐沢岳の山頂へ。

展望期待の山として、唐沢岳、霞沢岳、赤牛岳があった。そのうちの1つの唐沢岳はアウト!北と東はガスで真っ白。裏銀は稜線付近にガスがかかっている。期待していただけに、本当に残念だった。山頂をあとにするといきなり雨が降ってきた。樹林帯にいたのでことなきを得た。そのあとも霧雨は降っていたが、カッパを着るほどのものではなかった。

今日はお客さんがたくさん登ってきている。テン場も2人組が2組と学生っぽい団体さんがいた。さすがに金曜日といったところか。やっと夏山らしくなってきた。明日からの週末は表銀座になるが、混むだろうなあ・・・。遅くまで寝ていたせいか、夜はなかなか眠れなかった。時々、パラパラと雨がテントをたたいていた。

1、白沢登山口〜餓鬼岳
2、餓鬼岳〜唐沢岳〜餓鬼岳
3、餓鬼岳〜燕岳〜大天井岳
4、大天井岳〜殺生ヒュッテ
5、殺生ヒュッテ〜槍ヶ岳〜北穂高岳
6、停滞
7、北穂高岳〜奥穂高岳⇔前穂高岳
8、奥穂高岳〜前穂高岳〜上高地
9、上高地〜西穂高岳〜焼岳〜上高地
10、上高地〜徳本峠⇔霞沢岳
11、徳本峠〜大滝山〜蝶ヶ岳
12、蝶ヶ岳〜常念乗越
13、常念乗越〜大天井岳〜西岳
14、西岳〜槍ヶ岳〜双六岳
15、双六〜笠ヶ岳〜双六
16、双六〜黒部平
17、黒部平〜薬師峠
18、薬師峠〜スゴ乗越〜五色ヶ原
19、五色ヶ原〜雷鳥平
20、雷鳥平〜大日岳〜称名平
21、称名平〜上市駅〜立山駅
22、立山駅〜室堂〜剣沢
23、剣沢〜剣岳〜剣沢
24、剣沢〜立山〜タンボ平
25、タンボ平〜黒部ダム〜家
26、家で待機
27、家で待機
28、家〜扇沢〜針ノ木峠
29、針ノ木峠〜蓮華岳〜船窪
30、船窪〜烏帽子岳
31、烏帽子岳〜野口五郎岳〜雲ノ平
32、雲ノ平〜高天原〜三俣
33、三俣〜水晶岳〜赤牛岳〜平
34、平〜黒部ダム〜扇沢
35、扇沢〜針ノ木峠
36、針ノ木峠〜種池〜冷池
37、冷池〜鹿島槍〜五竜岳〜白岳
38、白岳〜唐松岳〜白馬岳
39、白馬岳〜雪倉岳〜朝日岳
40、朝日岳〜黒岩山〜栂海山荘
41、栂海山荘〜白鳥山〜親不知の海岸
42、親不知の海岸〜親不知駅