ほぼ1日雨が降り続き、時折雷が鳴る1日でした。単独の停滞ほど辛いものはない
7月28日(火) 天気: 雨 |
行動なし |
夜中は激しい雨と風で目を覚ました。しょんべんに行きたかったけど、この様子では外に出るタイミングがない。済ませないことには寝れないので、意を決して降りが弱くなった時に済ませた。朝起きても雨。今日は奥穂に行って、そのあと前穂を往復するという予定。この天気では前穂の往復は無理なので、せめて奥穂までは進んでおこうと思っていた。時間的にはすぐなので、しばらく様子を見ていた。現在のところ残り3張りのテントが残っていた。 9時頃に一度小止みになった。その時に1張りテントをたたみ始めた。ボクもたたもうかと思った時に、また雨が降り出してきた。この止み間で飛びザル君も出発。奥穂には行かずに、涸沢に下るという。正解だろう。10時前にも止み間があり、この機にションベンをしておく。6人組のテントが撤収にかかった。かかったとたん土砂降りに、雷も鳴っている。6人は撤収を続けていたが、すごく惨めそうだった。どこに行くかとベンチレーションから見ていたら、涸沢のほうに下って行った。おれはもう停滞で決定かな。でも、一応12時をタイムリミットにして決定しよう。残るテントはボクの以外にあと1張り。でも、その1張りはアベック。話し相手にはできない。 2時ごろになり止み間が多くなった。水が欲しかったので小屋に遊びに行く。年はちょっと上だが、美人のおねえさんがいた。向こうも見覚えがあったのか、話に加わる。小屋には連泊の人が10人くらいいるみたいだ。4時にはテントに戻るつもりにしていたところ、ちょうど4時頃になって雨が降り出してきた。しばらく様子を見ていたら霧雨になった。上着を濡らしたくないので、わざわざ服を脱いで短パン+Tシャツになりテントに戻った。 テン場に戻ると、テントが7張りくらい張ってあってビックリ。こんな天気なのに、こんなにも登ってきているなんて・・・。山の天気予報をやっていた。明日は午前中持ち直して、午後はにわか雨か雷雨ということだ。今日よりはずっと良くなりそうなので、明日は少々の雨ならここを発とう。 |